まち全体がホテルだったら…。谷中「Hanare」の泊まり方が画期的

千駄木駅を降り、夕日が綺麗に見える夕焼けだんだんを降りると、そこは下町らしい商店街が並ぶ谷中銀座のまちなみ。

東京都内とは思えない懐かしい雰囲気の店が立ち並ぶこの土地に、2015年11月、新しい形の宿泊施設が誕生しました。その名は「Hanare」「まち全体がホテル」をコンセプトとしたホテルなんです。

谷中全体を満喫できる「まち全体がホテル」って?

谷中の旅のはじまりは「HAGISO」から

「まち全体がホテル」と言われてもピンと来ないですよね? ホテルと言えば普通は客室があって、お風呂があって、朝食や夕食は館内のレストランで食べて、お土産もホテルの売店で買えてしまう…というような、一つの場所で全て完結するものだと思います。

しかし「Hanare」は違います。チェックインカウンターも、部屋も、お風呂も、食事する場所だって、別々の場所にあるんです。

お風呂はまちの銭湯、食事場所はまちの美味しい飲食店、お土産屋はまちの可愛い小物屋です。ホテルとしての機能がまち全体と融合した、そんな場所なのです。

谷中の旅のはじまりは、最小文化複合施設「HAGISO」の2階でチェックインするところから。そうすると、地図がもらえます。

地図の中身は…おっと、これは秘密にしておきましょう。泊まった人だけが知ることの出来る、秘密の地図です。さぁ、この地図を持って谷中散策に出かけましょう。

室内にもシャワールームはありますが、せっかく近くに銭湯がありますし、チェックインすると銭湯チケットも貰えるんです。いつもとは違う広いお風呂でゆっくり身体を癒すのはいかがですか?

銭湯は徒歩圏内にいくつかありますが、最も近い場所は「HAGISO」から徒歩3分程度で着きます。


夕食は地図に載っている、スタッフオススメのお店で一杯。下町らしい賑やかさが、あなたをワクワクさせることでしょう。

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