大阪府池田市にある石橋商店街が、店舗PRや若い世代の商店街利用促進にむけて活動を行っています。プロジェクト名は「子ども宣伝部」。
そう、石橋商店街では地元の小学生と大阪大学の学生が中心となって、石橋商店街店舗の広告コピーや販売などのPR活動を実施しているんです。
小学生×大学生、視点の違いも楽しむ
大阪の中心市街地から電車で約30分。阪急石橋駅に直結した石橋商店街は、活気と昭和風情の残る地元のお母さん達の台所。特段大きな商店街ではないものの、阪急宝塚沿線の中では店舗数第2位。阪急石橋駅西口に直結しているため、この地域に住む人は必ずこの商店街を通って生活をしています。
そんな地元の人で賑わう石橋商店街をもっと盛り上げようと奮闘するのが、地元の小学生と大阪大学の学生たち。「こども宣伝部」という名で商店街のPR活動を行います。
彼らのはじめての活動となったのが、2016年1月に行われたプロジェクト「商店街のお店ののぼりを考えよう!」です。
大学生と小学生がそれぞれチームを組み、担当店舗を訪問。店主や従業員の方へヒアリングをおこない、そこから得たヒントを元にのぼりを制作します。
小学生と大学生それぞれでキャッチコピーを作成し、最終的には小学生が考えたのぼりと大学生が考えたキャッチコピーが石橋商店街に掲げられました。
同じ店舗で小学生と大学生が一緒にヒアリングをしても、できあがったキャッチコピーは十人十色。それぞれで視点が全然違ったことも、今回新しい発見となりました。
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