群馬にあった未開のグルメ「上州太田焼きそば」がついにブレイク

「日本三大焼きそば」はご存知ですか? ひとつは「富士宮焼きそば」、そしてもうひとつは「横手やきそば」、そして最後のひとつはというと…。

実は群馬県の「上州太田焼きそば」なんです! 最後のひとつだけ、いまいちピンと来ない人も多いかもしれませんが、これからブレイクしそうな予感を秘めています。

じつは群馬もソース文化圏

ネット民には、「グンマー」だの「未開の地、群馬」だの、さんざんな言われようの群馬県。あなたなら、「群馬」と聞いて何を思い浮かべますか?

「なにも思い浮かばない…」といった人も多いかもしれません。しかし群馬には、夜景がきれいで立派な県庁舎や乳白色の泉質で有名な草津温泉など、さまざまな名所もいっぱいです。

草津温泉の湯もみショー

また群馬は食文化も豊かです。

「下仁田ねぎ?」くらいしか知らないといった人も多いかも知れませんが、立派なB級グルメ料理も群馬にはあります。その名は「上州太田焼きそば」です。

ソース文化は関西だけではありません。群馬にもソース文化が根付いており、「上州太田焼きそば」もそのひとつ。

ソースを絡めた麺にキャベツを混ぜて炒め、青のりと紅ショウガを加えるといった至ってオーソドックスな焼きそばですが、大きな違いはかなりの太さを持つ「太麺」を使うこと。

現在、群馬県太田市内には約80店の焼そば店がひしめき合っていますが、「焼きそばの町」として名乗りをあげたのは2002年10月のこと。


それからまだ10数年しか経っていないことが、「富士宮焼きそば」や「横手やきそば」に比べて知名度が低い理由のようです。

各店ごとにオリジナルソースを使っているのがポイント

焼そばが太田市に広まったのは戦後のことですが、発祥は定かではありませんが、現状有力な説もあります。

「ラビットスクーター」や「スバル360」といったヒット商品を生み出していた富士重工業(スバル)やその関連工場には、全国からの多くの人々が出稼ぎにきて、その人たちの誰かが焼そばを持ち込んだといわれています。

焼きそばは安くてボリュームがあり、汁がないので伸びることがなく、いつでも気軽に食べられるのが、工場で働く人たちに受け入れられた要因でもあるのでしょう。

1956年に創業した岩崎屋」が上州太田焼きそばの元祖と言われているそうです。

ただ、マイナーな存在だった「上州太田焼きそば」が、TV番組『ヒミツのケンミンSHOW』(日本テレビ系列)で紹介されたことから、突然ブレイク。放送後しばらくは大行列ができていたそう。

インスタ上でも太田焼きそばの写真がずらり。

「上州太田焼きそば」で使われているソースは、ウスターソースをベースにオリジナルで調合してコクをだしており、お店ごとに異なった味わいを楽しめるのが特徴。

群馬県太田市に行ったときは、各焼きそば店の味を食べ比べるのもいいかもしれません。

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