夏の思い出はここで作れる。静岡・加茂荘花鳥園の体感イベント

待ちに待った夏休み!子どもたちはしゃぐ一方で、親たちは世話が増えてちょっと大変。そのうえ、「どこか連れてって!」と言われて頭を悩ませている人も多いのでは。親としては夏休みの宿題も気になるところですよね。ある調査では6割以上の子どもが8月末に駆け込みでやるという結果も。それなら、お出かけがてら自由研究もできちゃう「加茂荘花鳥園」に行きましょう。しかも小学生以下は入園無料なので、お財布にも優しい!

古きよき里山の風景が広がる加茂荘花鳥園

静岡県掛川市にある「加茂荘花鳥園」は全国でも有数の花菖蒲園として知られ、およそ1ヘクタールの圃場に、約1500品種、100万株が保存栽培されています。見頃は5月下旬〜6月中下旬でシーズンは終わってしまいましたが、色とりどりに咲く花菖蒲は圧巻の美しさ。来年、シーズン中に改めて訪れてみてもいいかもしれません。

「加茂荘花鳥園」の広大な花菖蒲園
豊富な植物が楽しめる3000㎡の展示温室

また、園内には3000㎡の展示温室も備え、八重咲きサクラソウ、ストレプトカーパスをはじめ、大輪の球根ベゴニア、フクシア、エンゼルトランペットなどが観賞できます。

加茂家邸宅「加茂荘」の長屋門

そして、もうひとつの見どころ桃山時代から代々続いた庄屋の加茂家邸宅「加茂荘」。建物自体はおよそ240年前の江戸時代中期に建てられたもので、豪壮そのもの。保存状態も良く、時代劇や映画のロケ地に使われたり、TVアニメ『氷菓』の舞台になったことでも有名です。こちらは年間通して見学できるので、日本建築の意匠を存分に楽しめます。

江戸中期建築のお座敷
風情あふれる池の庭
昔の生活が垣間見える土間

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