サンサンと光る太陽の下、お出かけが楽しくなる夏本番までもうすぐ。
例年の6月なら、夏休みの海外旅行の予定を立てているころかもしれません。しかし、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、海外旅行を気軽に楽しむことが難しい状況となっています。
でも実は、日本国内で海外気分を楽しめる外国の雰囲気たっぷりなスポットが全国にたくさんあるのです。なかには外国人が見間違えるほど、そっくりなスポットも。
そこで今回は、一瞬「ここは日本?」と目を疑うような写真でも楽しめる国内にある海外そっくり絶景をご紹介していきます。
※本記事は必ずしも現段階でのお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内情報および各施設などの公式発表をご確認ください。
1. 古き良きアメリカがここに「ジョンソンタウン」/埼玉県
まるで「ここはアメリカ?」と思わせてくれるコミュニティが埼玉県の入間市にあります。
それが都心から約60分程度で辿り着く「ジョンソンタウン」です。ここは、米軍のジョンソン基地の軍人たちが住んでいた米軍ハウス群を残した区画で、レトロでアメリカンな風景が残されています。
以前に米軍が居住していた住宅をリフォームした「米軍ハウス」と、「平成ハウス」と呼ばれる本来の米軍ハウスの良さを残し、現代的な造りにアレンジした住宅が立ち並んでいます。雰囲気はアメリカン風そのもの。
気に入った場合には実際に住むことも可能です。さらにこのエリアには、レストランやカフェ、雑貨屋だけでなく、ボルダリングジム、ダンススタジオ、犬の保育園など個性豊かなお店が50件近くもあります。
入間市の平均的な家賃と比較すると少し高めですが、空き部屋はすぐに埋まってしまうほどの人気だとか。
ポストもジョンソンタウン仕様に。赤色ではなく青色。細部に渡り、アメリカンで統一されている街並みが特徴的です。
実際に、アメリカ出身で現在日本に住んでいるマイクさん(仮名)にジョンソンタウンの写真を見せてみると、「え?埼玉にこんな場所があるの?」と驚きを隠せなかった様子。
続けて、「アメリカの雰囲気があるから、沖縄かと思った!」とコメント。たしかに関東圏ではなかなか見かけない、アメリカンな雰囲気の街ですよね。
また、このお洒落なロケーションを活かして、ロックバンドがミュージックビデオを撮影したり、そのほか映画、雑誌の撮影などにも使用されています。
こんなアメリカナイズされた場所にも関わらず、意外にも外国人を見かけないそうで、認知度はまだ低めの穴場ともいえそうです。