家庭の食卓に並ぶ定番メニューのひとつである「カレー」。本場インドの味とは全く異なるオリジナルの味を確立してきた日本のカレーですが、今回は東京に突如現れた「カレー大使館」で、さらに濃い日本のカレー文化の一面を覗いて来ました。
108種類のご当地のレトルトカレーを取り揃えている珍しいカレー屋さんです。
ご当地レトルトカレーが集結。蔵前の「カレー大使館」
浅草からも徒歩範囲の蔵前駅を降りてすぐのビルに、ひときわ目立つ「カレー大使館」の文字。
こちらは今年2月にオープンしたばかりのレトルトカレーをメインのメニューとしたカレー屋さんです。正式名称は「カレー王国大使館 蔵前・浅草橋支館」。扉をあけると壁一面にきれいに並べられたレトルトカレーのパッケージがずらり。日本全国からご当地カレーを取り寄せ、その数はなんと108種類。
おなじみの「ボンカレー」、「銀座カリー」から、アメリカンレトロ調のパッケージが目立つ「三沢パイカカレー(青森)」に、京都の豆腐屋さんの豆乳を使用した「豆乳カレー(京都)」、なんとも珍しい「メロンカレー(茨城・鉾田市産)」、「黒いカレー(北海道)」まで、メジャーどころからご当地限定のレトルトカレーが集結しています。
内装も大使館を彷彿とさせる机や甲冑(かっちゅう)があり、ちょっとしたテーマパークのようです。
「カレー大使館」だけあって、中は大使館さながらのデザインでした!
レトルトカレーだけじゃない。オリジナルのランチブッフェもスタート
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