横須賀発・収穫できる八百屋、畑にはアート。その原点は「食の野望」

山と海に囲まれた三浦半島、佐島漁港からほど近い大楠山の麓にとてもユニークな農園があります。その名も「SYOKU-YABO農園」

一度聞いたら忘れないネーミングのとおり「食の野望」を掲げる農園兼食堂ですが、そもそも「食の野望」って一体何??と首をかしげる人も少なくないと思います。

オーダーが入ったら土から掘り起こす、究極の採れたてを実践

「収穫できる八百屋みたいなものかな」と、話すのはこの農園のオーナーである眞中さん。ここで作っているのは、できるだけ環境に負担をかけない安全な野菜。化学肥料は使わず無農薬に徹底し、日々自然と向き合い畑作業を行っています。

採れた野菜は販売もしてくれるのですが、オーダーが入ってからスタッフが土から掘り起こしたりするのが普通なんだとか。これぞまさに採れたて! なるほど、収穫できる八百屋ですね。

特筆すべきは、広々とした敷地内に点在する自遊空間。畑の他、食堂や自由にくつろげるテーブルスペースがあり、ライブイベントができるステージにはなんとピアノが設置されています。

遊び心はトイレにまで! 綺麗すぎる男子トイレには世界中の楽器が並んでいます。女子トイレのほうはまた異なるアプローチの空間が楽しめるようになっているので、こちらもお楽しみに。

裏山へと続くアートスペースは、自然の中に溶け込む「どこでもドア」のオブジェが入り口に。

こちらは手作りの「こどものいえ」。中には本やおもちゃがいっぱい! 敷地内には子供たちが遊べる芝生の広場や秘密基地、裏山をぐるりと一周できるようになっている散策コースなどがあり、まるで野外フェスに遊びにきたような空間に子供はもちろん大人も思わずワクワク!


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