秋の富士山が織りなす自然の芸術。ダイヤモンド富士のドローン空撮

前回、ジモココで美しすぎる富士山の夕日をご紹介しました。そして秋が深まる10月以降、山中湖からみる富士山の見どころとして注目されるのが、今回ご紹介する「ダイヤモンド富士」です。

秋はダイヤモンド富士を追いかけてみよう

「花の都公園」のダイヤモンド富士。image by:photolibrary

そもそもダイヤモンド富士とは、朝日または夕日が富士山のテッペンにぴったりと重なる瞬間、太陽が輝くダイヤモンドのように見えることからその名がついたものです。

ダイヤモンド富士はどこでも見れるというわけではなく、富士山が東か西の方向に見える場所で、気象条件がよければ年に2回、春と秋に見ることができます。これからの季節、山中湖周辺では10月から日没時のダイヤモンド富士が見られます。

ちなみに、前回の夕富士を撮影したパノラマ台からの日没ダイヤモンド富士は10月中旬、15日頃から19日頃に見ることができるそうです。

上の写真は「花の都公園」ですが、この公園は11月末〜1月中旬位までの長い期間、敷地内のどこかでダイヤモンド富士が見られるという貴重な場所です。

ダイヤモンド富士を空撮してみた

後光がさすように照らし出されるダイヤモンド富士の美しさをドローンでも空撮してみました。

場所は静岡県ふじあざみライン五合目」にて、2015年5月に撮影したものです。標高約2000mから見上げる富士山の迫力ある山体と、神々しい「空中ダイヤモンド富士」は圧巻です。

ダイヤモンド富士の輝き、実際に見てみたくなりますよね。各所からのダイヤモンド富士の見頃は国土交通省の「関東の富士見百景」ページでも見ることができます。

前述した通り、山中湖は10月からがまさに見頃ですから、秋ならではの絶景を見に行ってみてください。


山中湖 パノラマ台

住所:山梨県南都留郡山中湖平野 パノラマ台

  • image by:クレセントエルデザイン
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