乳白色のお湯で人気「3日入れば3年風邪をひかない」長野の白骨温泉

浸かって飲めて、その上食べられる温泉!

image by:小林繭

さて、先に「白骨温泉」の湯は飲める温泉といいましたが、飲めるに加えて食べられる温泉でもあります。

温泉を食べるって?と怪訝な顔をする人もいるかもしれませんが、「白骨温泉」の名物ともなっているのが温泉の湯で炊いた“白骨温泉粥”。胃腸にも効果が高い温泉なので、食べて身体の中から吸収することでさらなる効果が期待できるというわけです。

各宿では、朝食時にそれぞれの源泉で炊いたお粥をだしていますが、このお粥ももちろん源泉によって味が異なります。

地元の人たちはそれぞれの源泉の特徴をよく知っているのでお粥の味の違いも言い当てられます。温泉の食べ比べという楽しみ方もあることを、白骨温泉で初めて知りました。

まだまだ語りたりない感のある白骨温泉ですが、とりあえずまずはすべての源泉に浸かってみないことには始まらないので、コツコツと再訪しては源泉めぐりを楽しみ、白骨の中でも自分の一番のお気に入りはココ!という温泉を見つけたいと思います。

どの温泉も甲乙つけがたいだろうというのは想像にやさしいのですが。

この時期、雪道の運転が心配という人は松本から白骨温泉行きのバスが運行されているのでそちらの利用がおすすめです。

車を運転せずとも誰もが本物の秘湯に行けるのは本当に嬉しいこと。車を運転しない老人や女性などすべての人に開かれた秘湯であることも「白骨温泉」の素晴らしいところだと心から思うのです。

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