温泉上がりにビールも飲めるなんて。

すっかり気候もよくなり、休日のお出かけがますます楽しい季節となりましたね。暖かくなってフットワークが軽くなると、デートでも少し遠くまで足を伸ばしたくなったりします。思い切った気分転換を狙うなら、温泉デートはいかがでしょう。

温泉というと一泊マストでしょ？と思いがちですが、日帰りでも十分に温泉のエネルギーでリチャージが可能。今回は、都内から気軽に公共交通機関で行けるデートにおすすめの温泉を紹介したいと思います。車を運転しないで行けるので、温泉あがりにビールを飲んでもオッケーなお出かけをお楽しみください。

日帰りでも叶う、至福の温泉リゾート時間「THE SHINRA 森羅」／館山

 

 

 

 

 

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東京からの日帰りトリップとして定番の房総。雄大に輝く千葉の海は自然のエネルギーもよりダイナミック。湘南エリアよりぐんと空いているのも大きなポイントです。

そんな房総エリアのラグジュアリーシーンを代表する「THE SHINRA 森羅」は、最南端、館山の小高い丘の上に位置する大人のためのリゾート。全室オーシャンビュー＆露天風呂付きなので、プライベート感重視のカップルにおすすめ。

 

 

 

 

 

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日帰りプランは、15時チェックイン、21時チェックアウトの6時間ステイ。真っ青な海が美しい午後の風景から夕刻のトワイライトタイム、そして館山の夜景まで、客室の外に広がる房総の風景をとことん二人占めで過ごすことができます。なかなか洒落たデイトリップだと思いませんか？

 

 

 

 

 

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食事は客室まで運んでくれるスタイルなので、完璧なおこもりステイが叶います。客室の温泉で十分に満足ですが、千葉県で一番高いという地上50mの大浴場「ザ・スパ」からの眺望も素晴らしいので、そちらもぜひ覗いてみて。

肌にやわらかなナトリウム炭酸水素塩泉の湯船に浸かりながら、房総半島の最南端からぐるっと館山湾まで一望する開放感がたまりません！

車で行くならアクアラインの絶景を楽しむコースがおすすめですが、車がなくても大丈夫。館山駅からJRバスの利用で15分とアクセスも良好です。

これぞ温泉文化！和の空間で嗜む美人の湯と夕食「あつぎ飯山温泉 元湯旅館」／本厚木

あつぎ飯山温泉　元湯旅館
全国でもトップレベルの強アルカリ泉（pH１１．３）は、皮膚の角質をやわらかくする作用があります。また、水分を取ることなく優しく洗い流してくれたかのように、肌が滑らかになる作用があり、「美人の湯」「美肌の湯」とも呼ばれております。

URL https://t.co/XbJQ8sANC5 pic.twitter.com/J4gfW26LBL

— 厚木飯山温泉 元湯旅館 【あつぎ温泉郷】 (@MotoyuRyokan) January 15, 2019

都心からわずか1時間、横浜から40分。東丹沢の麓にある飯山温泉は、東京からほど近い厚木市郊外にある里山の温泉です。

美人の湯としてほまれ高いph11越えの強アルカリ性の湯が自慢で、温泉好きならこの数値を聞いただけで食指が動かされるはず。日本でも屈指のアルカリ性温泉が、東京のすぐ近くで湧き出ていることに驚きます。

当館のシンボル、門のたぬきくんを塗り替えました!!
地元の職人さんに依頼し３日間かかり塗り替えたたぬきくんです。
昭和50年代に信楽から当館へ婿入りしたときのカラーに生まれ変わりました。
たくさんの人にみていただきたいので是非、泊まりに来てくださいね。#たぬき #信楽焼 #飯山温泉 pic.twitter.com/EKWBPobaC9

— 厚木飯山温泉 元湯旅館 【あつぎ温泉郷】 (@MotoyuRyokan) November 30, 2023

そんな立地を活かして「あつぎ飯山温泉 元湯旅館」では、日帰りで温泉を楽しめるプランもあり、これがなかなかの人気です。

チェックインは15時から可能で、ゆったりと温泉に浸かり、部屋でのんびりと過ごしながら夕食をいただき、21時にチェックアウトという流れ。

温泉地や温泉宿を調べていると、たびたび目にする「美肌の湯」という言葉。実はこの「美肌の湯」には、いくつかの種類があることをご存知でしょうか…
一休コンシェルジュさんで紹介していただきました。
URL https://t.co/4nJUrsTPxw#美容液 #美肌の湯 #強アルカリ泉 #強アルカリ性温泉 pic.twitter.com/O07ykOWm4n

— 厚木飯山温泉 元湯旅館 【あつぎ温泉郷】 (@MotoyuRyokan) January 24, 2019

静かな里山の自然に囲まれた空間は旅情もたっぷり。温泉旅館に泊まりに来た感覚で過ごすことができます。

鮎をふんだんに使った会席コースをご堪能いただけるプランがスタートしました！
1年で唯一旬の鮎をお楽しみください。https://t.co/3e2aI29yjV

#鮎料理 #鮎三昧 #鮎天婦羅 #鮎塩焼き #鮎の雑炊 #厚木の鮎 #飯山温泉 #あつぎ温泉郷 pic.twitter.com/qGxfHzEzhq

— 厚木飯山温泉 元湯旅館 【あつぎ温泉郷】 (@MotoyuRyokan) June 3, 2023

お湯の素晴らしさはお墨付き、食事は東丹沢と相模湾の旬の味覚をたっぷりといただくもので、ギュッと凝縮された温泉旅が叶います。

こちらの宿は、宿泊しても夜通し温泉に浸かれるわけではないので（露天22時、内湯23時まで）、そういった意味でも日帰り利用はおおいにあり。

最寄りは小田急線本厚木駅なので、普通に通勤圏ですが、そこからバスで25分揺られるとまるで別世界の里山の温泉宿。手軽にたどり着く非日常時間をぜひ。

温泉の後はシモキタ散策も楽しめる！「由縁別邸 代田」／世田谷代田

都心から最も近い温泉旅館をキャッチコピーに2021年にオープンした「由縁別邸 代田」があるのは、小田急線世田谷代田駅の目の前（徒歩30秒）。

こちらの宿の特徴は、箱根、芦ノ湖温泉から源泉を運ぶ“運び湯”方式の温泉旅館であること。都心の住宅街の一画に突如現れる純和風旅館というだけでデートのトピックとしては十分ですが、箱根の湯にも入れるとなれば気にならないわけありません。

日帰りで利用できるのは、温泉と軽食がセットになったプラン。午前の部と午後の部に分けられています。午後の利用に関しては軽食の代わりに、夕食として季節の会席コースをいただくことも可能。またスパをプラスして利用することもできます。

考えてみたら、新宿からわずか10分で箱根の湯に入れるというのもすごいこと。由緒正しき和の空間で温泉に浸かる幸せを手軽に叶えてくれる場所です。

下北沢までぷらぷらと歩いても10分かからないので、旅館の温泉で身体がほぐれた後、シモキタ散策を楽しむコースも楽しそうです。和の文化とシモキタカルチャーという1粒で2度美味しい的デートが実現しますよ！

温泉＋マイナスイオンで森林浴に癒される「モダン湯治おんりーゆー」／南足柄

南足柄の標高250mに建つ「モダン湯治おんりーゆー」は、都心から近いのにリフレッシュ感が半端ない！とリピーターに人気の温泉施設。

まるで森の中にいるような木々に囲まれた3,000坪もの敷地には男女別の露天とサウナも兼ね揃えた内湯があり、露天では鳥のさえずりや小川のせせらぎを感じながらゆったりと湯浴みが楽しめます。

1500万年前の地層から湧き出たph9.5のアルカリ泉で『美肌の湯』と呼ばれているお湯は38度のぬる湯なので、自然の中で長湯が楽しめるのが魅力。42度の湯船もあるので、どの季節でも十分に楽しめますが、特にこれからの季節はぬる湯がその実力を存分に発揮するとき。

しかも、森林浴も兼ねた湯浴みとは最高のリラクゼーションです。ぬる湯にゆったり浸かったり、手作りヴィヒタの香りを楽しめるサウナで整ったりしながら、ひたすらのんびりと温泉を満喫すれば、日帰りとは思えないほど充実したリフレッシュ感が得られます。

館内にはレストランやカフェのほか、足つぼ、スカルプケアをはじめとしたマッサージや女性限定エステサービスもあるので、あわせて利用してリラックスを極めてみては。

料金は、バスタオル、フェイスタオル、館内着、各種アメニティーも付いて、大人2,420円（10時〜20時）、1,760円（17時〜20時）。コスパも最高です！

小田急線開成駅、大雄山線大雄山駅からは無料送迎サービスもあるのも嬉しいポイントです（利用の1時間前までに電話にて予約のこと）。

世界的にも貴重なモール泉と海を眺めるリラックス「稲村ヶ崎温泉」／稲村ヶ崎

休日の朝起きて天気がいいと無性にどこかに行きたくなりことありませんか？その日の気分で思いたったらいつでも気軽に行けるのが湘南のいいところ。

湘南で温泉なら絶対的に「稲村ヶ崎温泉」がおすすめです。ここは、世界的にも貴重なモール温泉（長い歳月をかけて地層に染み込んだ植物性の有機物が溶け込んだ湯で、いわゆる火山の噴火によって湧き出る湯とは根本的に異なります）が楽しめる場所。

「稲村ヶ崎温泉」は炭酸水素イオンやメタケイ酸の濃度の高さという点でも稀な温泉で、まるで化粧水に浸かっているような肌心地を味わえます。

窓の外には海と空。江ノ島もよく見えます。天気がいいとその向こうに富士山を眺めることも。昼間は海を眺める気持ちよさで、夜は浴室全体が薄暗く夜景が楽しめますが、個人的に一番気に入っているのが夕方のマジックアワー。とろとろの湯船に浸かりながら、オレンジ色に染まっていく空を眺める時間は至福のひととき。

デートならサンセットを狙って入浴するのもいいけれど、サンセットの盛り上がり前までに湯から上がって、目の前の稲村ヶ崎公園で一緒に夕日を眺めるのもあり。

陽が沈んだ後はディナーまで稲村ヶ崎で過ごしてから江ノ電で帰るのがおすすめです。1階には海を眺める併設のカフェもあり、すぐ近辺にはテラス席が最高に気持ちいいイタリアンレストラン「タベルナ・ロンディーノ」、しらす丼が食べられる「池田丸」など、食事も好みでいろいろと選べるので、お好みで組み立ててみて！

水着でくつろぐインフィニティプール「THERMAL SPA S.WAVE」／大磯

大磯プリンスホテルにある「THERMAL SPA S.WAVE（サーマル スパ エス ウェーブ）」は、宿泊者はもちろん、宿泊せずとも利用できるスパ施設。

ナトリウム・カルシウムを含む強塩化物泉の大磯温泉を使用した温泉フロアと、男女共用水着着用で楽しめるスパフロアからなり、海を眺めるインフィニティプールが最高にフォトジェニック！

一番の特等席は、この水平線に溶け込むような一体感が体験できるインフィニティプールと、その先に続く海を眺めるサーマルテラス。ジェットバスもあり、いつまでも飽きることなくスパを満喫できそう。

またサウナの充実も素晴らしく、温度帯が異なる4タイプのサウナが設備されているので、サウナーカップルにもおすすめです。

スパと一緒にランチやアフタヌーンティーを楽しむプランでの利用となっていますが、日程限定で朝食やディナーと組み合わせることができるのもポイント。大磯の海を眺めながら朝食デートなんていうのも気が利いていますよね。

温泉だけの利用も可能で、貸切で温泉を楽しみたいなら、プライベートスパ「FUJI」や「OSHIMA」へ（有料）。スパ利用なしで温泉とランチを楽しむという選択もあり、いろいろとシチュエーションに応じてプランが選べます。

新宿から大磯までは　JR湘南新宿ラインで乗り換えなしの一本。大磯駅から路線バスで約13分というアクセスのよさも魅力です。

二人の距離感によっては温泉旅行に誘われても返答に困ってしまうこともありますが、日帰り温泉デートなら、お互いカジュアルに誘えるし、気軽にOKできますよね。すでに仲良しの二人にも、これからもっと距離を縮めたい二人にも、きっと温泉デートは効きますよ。

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