世界で一番「親日」の島国・台湾に2015年まで住んでいた日本人「小 籠包(しょう・ろんぽう)」さんが発行する無料メルマガ『〜台湾大好き!メルマガ〜 レレレの台湾』。前回は「フカヒレあんかけご飯」に続いて、今回は台湾にある日本のドラッグストアに行って驚いたエピソードを語っています。日本でも人気のお菓子が、日本の倍以上の値段で売られているそうなのですが、売れているんだそうです。
台湾にある日本の「Tomod’s(トモズ)」に行って驚いたこと
まだ台湾に住んでいた時のお話。今から2年半くらい前のことです。自宅近くの商業ビルに日本のドラッグストアができました。
その名は「Tomod’s(トモズ)」、はい、あの赤い看板のドラッグストアですよ。お菓子とかも売ってるアレです。
なんだかんだ言って日本製の薬とかシャンプーが一番信用できるので(使い慣れてるので)、ここができたことに夫婦で大喜び。
また、たまにしか帰らない日本の、食べ慣れたお菓子が数多く売っていることもうれしかったのです。しかし、ここへきて驚くべきことが。。。それは何かと言いますと、、、
「ブルボンのお菓子が日本の倍以上する」
いやいや、これにはホントにびっくりしました。日本に住んでいる方には理解できないかもしれませんが、あの、チョコリエールとかホワイトロリータとか、ルマンドとか、レーズンサンドとか、あの美味しくて細長い一連のやつが、当時で一袋「59元=約240円」もするのです。
ええ、日本ではたまにディスカウント価格で100円以下で売ってたりする、あのブルボンのお菓子がですよ。これには本当に度肝を抜かれました。
。。。でも待ってください、台湾は安いブルボンでボッタクってるぞ!とか思うのは早とちりです。なぜなら。。。
「台湾人の方々は、この価格に納得してこのお菓子を買っている」からです。
日本人にとって安くて当たり前のこれらブルボン菓子ですが、海外の人たちに言わせれば、この味とこのクオリティーなら、この価格を出してでも食べたい、買いたいってことなんです。実際に売れてましたし、他にも「雪の宿」とかトマトプリッツとか、日本でおなじみのお菓子がたくさん売られているんです、お高い値段で。
これってすごいことなんだなーと改めて思ったんです、台湾に住んでみて。日本のお菓子のクオリティー高すぎるだろ、と。
パッケージもさることながら、中身もやっぱり美味しいんですよねー。だから日本にいるとわからないんですが、海外では、こんなハイレベルなお菓子、この価格で売ってる日本ってヤバい(いい意味で)、って思われてるってことです。
みなさんも、台湾にお出かけになったら、日本の「Tomod’s(トモズ)」や輸入品を売るスーパーなどに立ち寄ってみてください。いかに日本のお菓子が親しまれ、そして売れているかを実感できると思います。
私は当時、日本に帰国した際、台湾人の方向けに、ブルボンのお菓子詰め合わせをお土産として買ってきてあげました。はい、とても喜んでましたよ。海外に出ることで日本の凄さを実感できる、これは台湾に住んでいる時に何度も経験したことですので、またご紹介しますね!
- image by:TY Lim/Shutterstock.com(イメージ),小 籠包
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