毎年ゴールデンウィークを中心に、歴史上の戦国武将をテーマにしたイベント「武将まつり」が全国各地で開催されます。武将まつりには大きく分けて「大名行列タイプ」「火縄銃タイプ」「合戦タイプ」の3種類がありますが、今回は、小さい頃のチャンバラごっこの夢を現実にしたような「合戦タイプ」のお祭りを中心に集めてみました。
上田真田祭りで「真田丸」の感動を再び!
幸隆、昌幸、そして幸村。大河ドラマ『真田丸』で大人気となった真田家を偲ぶまつりです。出陣の儀、真田三代武者行列、真田軍VS徳川軍決戦劇、真田鉄砲隊演武など、真田ファンなら涙がでそうな演目となっています。信州上田観光プレジデント草刈正雄氏など、豪華ゲストが繰り広げる「真田一族と家臣団スペシャルパレード」は必見。
上田真田まつり
平成30年4月29日(日)開催
上田城跡公園芝生広場
http://www.uedasanadamatsuri.jp/index.html
米沢上杉まつり
戦国史上最大の死闘といわれた上杉・武田両軍の激突―秋の川中島合戦一騎打ちが再現されます。戦勝を祈願して上杉陣で武禘式、武田陣で三献の儀が行われたあと、上杉の雷筒―30匁筒の一斉射撃で決戦の火蓋が切られます。
合戦場の河川敷会場には、当日席を100~200席用意。当日席の販売は川中島合戦会場の桟敷席受付所にて午前10時より販売開始予定。
米沢上杉まつり
5月3日(木)14:00~15:30
松川河川敷(当日席あり)
http://uesugi.yonezawa-matsuri.jp/log/?l=228128
長篠の合戦のぼりまつり
長篠の戦いで倒れた両軍将士の霊を慰めるために、関係将士の紋入りのぼり数千本を献植して行うまつりです。毎年5月5日に開催されます。「鉄砲三段撃ち」で有名な長篠の戦いの火縄銃演武は、身体じゅうが振動するほどの迫力です!
長篠の合戦のぼりまつり
5月5日(祝・土)
http://shinshirokankou.com/event/nobori.html
紀州九度山真田まつり
真田家三代のゆかりの地・紀州九度山町。決戦の地へと向かう戦国武将を支えたその歴史と文化を、いたるところで感じることができます。迫力の真田鉄砲隊、九度山武者武将隊演武、武者行列のほか、九度山・真田ミュージアムでは企画展も開催中。
紀州九度山真田まつり
5月4日(祝・金)〜5月5日(祝・土)
http://www.kudoyama-kanko.jp/event/2018-0223-1154-8.html
桶狭間古戦場まつり
1560年、織田信長と今川義元が戦った「桶狭間の戦い」で戦死した武者の供養祭です。一番の見どころは、300名を超える武者行列!そしてクライマックスの「桶狭間の合戦再現劇」では、甲冑を身に着けた人々が勝どきをあげます。
同時開催の桶狭間古戦場伝説地などをめぐるハイキングも合わせて楽しめます。
桶狭間古戦場まつり
6月2日(土)〜6月3日(日)(武者行列・桶狭間の合戦再現劇は日曜)
高徳院雲上ホール
http://welcome-toyoake.jp/event/history/post_65.html
GWが無理でも間に合う、本格参加型合戦まつりがこちら!
川中島合戦戦国絵巻
約800名もの鎧武者が、武田信玄軍・上杉謙信軍に分かれ、信州川中島で繰り広げられた戦国時代最大の合戦を再現するもの。山梨県石和温泉笛吹川の広大な河川敷を舞台に繰り広げられる「川中島合戦戦国絵巻」、今年から秋開催に変更となりました。首都圏からも近く、合戦も本格的なため、毎年参加希望者多数で大変な人気のイベントですが、秋開催になり募集はこれからとのこと。これは要チェックです!
■開催日:平成30年10月28日(日)
■受付開始日:平成30年5月26日(土)
川中島合戦戦国絵巻
http://www.isawa-kankou.org/sightseeing/kawanakajima/
いかがでしたか。参加型のお祭りが多くありますので、今年のゴールデンウィークは、思い切って友人・知人で軍勢を作り、武将になったつもりで戦に出てみてはいかがでしょうか。
ただし、昨今の戦国武将まつりは歴女ブームもあって人気が集中しているため、イベントによってはすでに申し込み人数に達している場合もありますので、ご注意ください。