今年のGW、どの辺が混みそう? 宿泊予約データから割り出した混雑エリア


どうやって予想したの?驚くべきシステム「観光予報プラットフォーム」

今回のゴールデンウィークの混雑予報に用いられたシステムは観光予報プラットフォームというもの。公益社団法人日本観光振興協会、株式会社オープントーンを含む観光予報プラットフォーム推進協議会により開発・運用されているシステムです。

旅行会社等が提供する約1億泊以上(2018年3月末現在)の宿泊予約・実績データをもとに、国内外の宿泊の予想を立てることができます。また、6ヶ月先の宿泊予測の把握が可能である他、宿泊者の居住国/都道府県、年齢層、宿泊単価、食事条件等の様々な宿泊条件の把握・分析が可能です。実はこれ旅行者はもちろん、地方自治体や地域活性化にも役立ちそう。例えば各種イベントを実施する際に、宿泊予定者数が多い日程や場所を狙って設定したり、各種のビッグデータをもとに各地域のポテンシャルを調べるのにも便利。今後は観光予報が「観光実績」になったタイミングで、誤差を公開し、より精度の高い「観光予報」を目指すのだとか。

この最新の観光予報プラットフォームによると、今年のGWは「後半」が特に混雑する予測でしたが、実際にはどうなるのでしょうか? 宿泊はしない日帰り客も含めると混雑率が変わるかもしれませんが、ただひとつだけ言えることは、宿泊先をまだ決めていない方は、早めに探し始めたほうがいいかもしれません。楽しいGWとなるように、早めにしっかり計画を立ててから、旅行に臨んでくださいね。

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