山手線一周を走って旅したら、まだ見知らぬ「東京」に出会えた

今回の山手線1周ランニング、最後の混雑地帯である「池袋駅」。同じ混雑でも、原宿や渋谷より年齢層が高めで、ファミリーも多く見られます。

山手線でありませんが、つい都電荒川線を目にして写真を撮ってしまいました。可愛らしく懐かしいフォルム。ちなみに都電荒川線は大塚駅ではなく「大塚駅前駅」。両駅は少し離れているので、意外と目にしたことのない方は多いかもしれません。

都電荒川線の線路沿いに大塚駅へ向かう道中には、たくさんのバラが咲いていてキレイ!調べてみると、ちょうど向原駅から大塚駅前駅までの間で「大塚バラまつり」が行われていたようです。

大塚駅の看板は真っ白!しかも背景になるビルの壁も白いので、近づかないと駅名が見えませんでした。その分だけ、「JRの緑がクッキリ映えています。

大塚駅以降は、次の駅へ行くのに入り組んだ細い道を通ります。山手線駅周辺にも、住宅街がたくさん広がっているんですね。1本でも曲がり角を間違えば迷ってしまいそうですが、スマホの地図アプリがあれば大丈夫!

巣鴨駅では、近くの商店街屋根からミストが出ていました。走ってものすごく暑かったので、動きたくなくなるレベルのオアシス具合…涼しい。こういう工夫って、近隣を訪れる方にとってとても嬉しいですね。暑い時期に山手線を1周走る方は、巣鴨に癒やしのミストエリアがあることを覚えておいてください。

山手線1周ランニングで、ぜひ訪れたいのがこちら。なんと、山手線の通る線路で唯一の踏切です。場所は駒込駅から田端駅に向かう坂道の途中。せっかくなので、ちゃんと踏切が降りて電車が通るまで待ってきました。

そして山手線を管理・運営するJR東日本の本社が、田端駅のすぐ近くにありました。これも、意外と知らない方が多いのではないでしょうか(※1)。

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