山手線一周を走って旅したら、まだ見知らぬ「東京」に出会えた
いよいよ山手線1周ランニングも終わりが近づいてきました。田端駅付近からは線路脇すぐの道を走ることができ、金網越しに電車を見られます。最後に山手線を含む各車両と並走できるとは、上野駅発着、なかなか粋なコースではないでしょうか。
そして、遂にラスト29駅目「鶯谷駅」に到着!付近は“大人な街”なので、暗い時間は避けた方が良いでしょう。あとはスタート地点、上野駅に向かって終了です。
最後の最後に、ものすごく細い裏道を通って…。同じ山手線1周でも、どこを通るかは自分の自由です。道を変えれば見られる景色が違い、何度でも楽しめるのが“山手線1周ランニング”の良さかもしれません。
休憩をはさみながら約6時間で、上野駅に戻ってきました。距離は手元の時計で42.27km。まさに、ほぼフルマラソンです。身体は疲れてクタクタですが、いろんな場所や景色と出会うことができ、とても充実した時間だったと思います。
山手線1周ランニングなら、走力を問わず楽しめる
もはや、東京マラソン以上に東京都心を満喫できてしまうのでは…と思えるほどの“山手線1周ランニング”。レースではありませんから、もちろん好きなときに休めます。今回は10km毎を目安にコンビニなどで休憩し、中にはアイスを食べていた仲間も。駅付近を繋ぐため、自動販売機やコンビニなど補給スポットには困りません。距離こそフルマラソンですが、走力を問わず多くの方が楽しめるのではないでしょうか。
もちろん「もう走れない!」となれば、駅から電車に乗っても構いません。仲間と走っているなら、途中で数駅だけワープ(電車移動)し、また合流するというのも良いでしょう。そうすれば、ランニングの総距離は走力に応じて調整できます。
意外と起伏も多く、トレーニングとしても効果的な山手線1周ランニング。晴れた週末に、仲間を誘ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。都外在住の方なら思い出に残る観光ランに、付近在住の方でも東京都心のいつもと違う一面が見られるはずです。
事実と異なる記載が二点ありましたので、訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございました。