まだまだ残暑が続く日々、少しでも涼を求めて行きたくなるのが北海道です。その広大な北海道エリアのなかでも、この時期、特に注目を集めているのが、「星野リゾート トマム」内で見られる「雲海」です。
まるで海のように眼下に広がる雲、その美しい景色は多くの人々の心を掴んで離しません。期間限定の素晴らしい景色、どこまでも広がる緑、美味しい料理などなど、五感を刺激される旅へ出かけてみませんか?
この季節の北海道には、絶対に見たい景色がある
北海道に詳しくない人でも、日高山脈のただ中に位置する観光スポット・トマムにある「雲海テラス」の名は、聞いたことがあるのではないでしょうか?
「雲海テラス」は、その名のとおり高度の高い位置から見下ろした際に雲が海のように見える『雲海』を見るために、「星野リゾート トマム」の敷地内、トマム山の標高1,088mに造られた展望スペースです。施設から片道約13分間のゴンドラの旅を経てたどり着くことができます。
2014(平成26)年にオープンした、この「雲海テラス」を目当てにトマム旅行を計画する人も多いと思いますが、2018(平成30)年にはなんと累計来場者が100万人を超える勢いだそう!
迫力のある雲海を間近で体感できる場所として雑誌や旅サイトの特集にも度々登場しているので、そのダイナミックな雲海の風景は多くの人の心に“一度は行ってみたい場所”としてとどめられているはず。
ということで、まさに今がシーズンの「雲海テラス」に代表されるトマムの魅力についてお話ししたいと思います。
何がなんでも一生に一度は「雲海テラス」!
毎年、5月中旬から10月中旬の間だけオープンする「雲海テラス」は、写真でおなじみの大迫力の雲海を眺める大きなデッキスペースをはじめ、さまざまなユニークな雲海体験ができる趣向を凝らした展望台が点在する、天空のスペースです。
何がどうユニークかというと、例えば、210度の景色を見渡せる雲の上に架かる橋「Cloud Walk(クラウドウォーク)」では、雲の中を歩くという未知の体験ができます。
さらに、プールのようにロープが張られたハンモック「Cloud Pool(クラウドプール)」へ一歩足を踏み出せば、本当に雲に浮かんでいるような気分にひたることができます(ただしこちらはちょっとスリリングなアスレッチク気分でもあり! もちろん安全は保障されているのでご安心を)。
ちなみに、英語で「最高に幸せ」を「I’m on cloud nine」と表現することから、この数々の展望スポットは総称して「Cloud 9」と名付けられています。
絶景を目の前で体験できる「てんぼうかふぇ」で、ゆったりとコーヒーでも飲みながら眺める雲海でCloud 9気分を味わうのもいいし、アクティブに展望スポットをめぐって体全体で幸せ気分を感じるのもあり。また2018年秋にはさらなるスポットが登場予定とのことなので、そちらもとっても楽しみです。
なお、雲海はさまざまな自然状況が重なって発生するものであり、公式サイトによると発生率はおおむね30〜40%といったところなので、雲海が見られたらラッキーという感じでとらえておけばいいかもしれません。
また「雲海テラス」へのゴンドラの運行は、雲海の発生に関わらずその時の天候状況によって決められるもので、雲海が約束されているものではありません。
何はともあれ、一度は絶景の雲海を眺めてみたいもの。トマムへ行ったら絶対にはずせないスポットです。
※「雲海テラス」は「星野リゾート トマム」の施設ですが、宿泊者でなくても利用可能。トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊者はゴンドラ乗車料(大人1,900円)が無料になるというシステムです。
- 雲海テラス
- 〒079-2204 北海道勇払郡占冠村中トマム(星野リゾート トマム内)
- 大人 1,900円、小学生 1,200円、ペット 500円 ※未就学児無料
- 2018年5月12日(土)~10月15日(月)
- 6月1日~8月31日 5:00~8:00/9月1日~9月24日 4:30~8:00/9月25日~10月15日 5:00~7:00
- 星野リゾート トマム 雲海テラス
- ※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワーに宿泊の方は無料。