1位は韓国の話題作。「ぴあ初日満足度ランキング」発表(9/8調べ)

仕事帰りやお休みの日、一人でも二人でも近場で気軽に楽しめるエンターテイメントといえば「映画館」です。今回、映画情報サイト「ぴあ映画生活」が、2018年9月7日、8日公開作品の中から、“ぴあ映画初日満足度ランキング”を発表しました。さっそく見ていきましょう。

第1位『1987、ある闘いの真実』93.2点

『1987、ある闘いの真実』 (C)2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED

第1位となったのは、1987年、軍事政権下の韓国でおこった民主化闘争を映画化した歴史ドラマ『1987、ある闘いの真実』です。

民主化前の壮絶な時代を描いた当作品には「本筋では劇映画という形をとっているが、それにドキュメントをプラスしていてバランスが良い。知っていそうで知らない韓国の歴史と現状を知ることができた。なぜ民主化したのかを理解できて勉強になった」(76歳・男性)というようなコメントも寄せられています。

まるでドキュメンタリーのような生々しさで韓国の歴史を垣間見ることができるのも、高評価が寄せられた理由の一つかもしれません。また、『悲しき獣』などで知られる実力派俳優、キム・ユンソクを始めとした豪華な俳優陣も見ものです。

第2位『泣き虫しょったんの奇跡』92.2点

実在するプロ棋士、瀬川晶司五段の自伝小説を映画化した『泣き虫しょったんの奇跡』が第2位となりました。

成長ストーリーだけでなく人間ドラマとしても満足度が高く「将棋の映画と思っていたが、人と人との出会いの映画だと感じた。主人公が奮起する場面があって、そこは感動的だった。人との繋がりは生きていく上でとても大切であることを改めて考えさせられた」(29歳・女性)とのコメントが寄せられています。

第3位『ブレス しあわせの呼吸』91.8点

難病で全身まひとなった男性が、周りの支えを受け、また自らも医療にまつわるテクノロジーの発展に貢献しながら生き抜く姿を描いた『ブレス しあわせの呼吸』が第3位にランクインしました。

この作品は、『ブリジット・ジョーンズの日記』でも知られる名プロデューサー・ジョナサン・カベンディッシュの父の話を映画化しています。

「人生で最悪な状況に置かれてもそれをすべて受け入れて、幸せや楽しみを見つけ出して自分の人生を生きる主人公の姿に感動した。私も人生を全うしたい、幸せは自分で掴むものと教えられた気がする」(47歳・女性)といったコメントが寄せられていることから、“家族愛”だけでなく、主人公自らの発明により人生を前向きに謳歌した姿に励まされる観客も多いようです。



10位までのランキングはこちら

第1位から3位までをご紹介しましたが、気になる映画はありましたか? そのほかにもまだまだ魅力的な映画がたくさんあります。以下、10位までのランキングです。

  • 1位『1987、ある闘いの真実』93.2点
  • 2位『泣き虫しょったんの奇跡』92.2点
  • 3位『ブレス しあわせの呼吸』91.8点
  • 4位『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』91.3点
  • 5位『累-かさね-』87.8点
  • 6位『ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪』86.8点
  • 7位『500ページの夢の束』85.3点
  • 8位『ヒトラーと戦った22日間』84.7点
  • 9位『MEG ザ・モンスター』82.7点
  • 10位『フリクリ オルタナ』79.4点
  • ※9月8日ぴあ調べ

好きな俳優や監督、テレビCMなどで見かけることが多い作品など、映画を見るきっかけは多数あると思いますが、このランキングを参考に、いつも見ないジャンルの映画を楽しんで見てはいかがでしょう。新しい発見や感動があるかもしれません。

source: PR TIMES

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