英語で「休暇申請」できる?仕事でも使える英会話フレーズvol.9

みなさん、こんにちは! 本日は「シンガポールの病欠制度」についてお伝えしようと思います。

日本の会社では一部の会社を除き、病欠の際にも有給休暇を消化していくのが一般的ですよね。
シンガポールでは有給休暇、つまり年次休暇(Annual Leave)のほかに、有給の病気休暇(Sick Leave)を申請することができます。

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さらに、シンガポールの場合は病欠であったという証拠を医者からもらうためにMedical Certificate(診断書)なるものを会社に提出しないといけません。ここの人は「MC」と略して呼んでいます。初日にMCを取得したのは日系クリニックに行ったときだったのですが、お医者さんの方から「半日で大丈夫?一日必要ですか?」と聞かれて、最初は驚きました。病欠日数は、患者の希望を考慮するんだと。(笑)

その後もローカルのクリニックやほかの日系クリニックに行きましたが、同様のことを聞かれたのでこちらではスタンダードなんですね。以前、風邪にかかってしまい、結果的に3日も病欠を取ることになってしまいました。

一つ目のクリニックでMCを3日分もらっておけば、毎日ほかのクリニックに行って都度もらう必要はなかったのですが、それほど長引くと思わず、1日分のMCをもらったのが間違いでした。
MCがないと病欠として会社に申請することができないので、辛いカラダをはって毎日クリニックに行きました。

ということもあり、私はこのMC制度は正直面倒臭いなという印象です。もしかすると、国民のズル休み抑制するためにあるのかもしれません。(笑)

会社で休暇を申請したい!

さて、今回の英語レッスンは「会社で休暇を取得する際に便利な英語表現」です。まずは計画的な有給休暇をとるときには上司にこのように言いましょう。

  • May I take a vacation from October 5th to 7th?
  • (10月5日から7日までお休みを頂いてもよろしいでしょうか?)

あるいは、

  • I would like to take a week off.
  • (1週間お休みを頂きたいです)

また、急な休暇申請をする場合には以下のように伝えると丁寧でしょう。


  • I am sorry for the short notice, but I would like to take a day off tomorrow. Could you approve?
  • (急なお知らせとなり申し訳ありませんが、明日お休みを頂きたいです。ご承認頂けますか?)

short noticeは「(直前の)急な知らせ、急なお願い」です。take a day offで「一日休暇を取る」となります。

さらに連休の場合には「~days off in a row」となります。
例えば、5連休の休暇を取る場合には、”I have 5 days off in a row.”といいます。

今回私のように病欠で休暇を取っている場合は、以下のように同僚が話すかもしれません。

  • I haven’t seen Eiko for a few days.(ここ何日か英子を見かけないですね)
  • She is on sick leave right now.(彼女は病欠でお休みを取っているんです)

何か家庭の事情など、急用で止むを得ず休まないといけない状態の場合には以下のような表現を使います。

  • Something important came up, so I need to take a day off today.
  • (とても大事な用事が出来たため、今日休む必要があります。)

もし具体的に理由を聞かれた場合には、例えば以下のような状況の例文です。

  • My daughter is sick and she needs my support to go to a hospital.
  • (私の娘が病気なので、病院に行くのに私のサポートが必要なのです)

祝日が週末と重なってしまった場合等の振替休日は、”a holiday in a lieu”といいます。あまり聞き慣れない表現かもしれませんが、こちらの職場でよく使われています。in lieu of~で「~の代わりに」という意味を持ちます。

ほかにも、”a substitute holiday”や、”a make-up holiday”でも同様の意味になります。

  • I don’t mind working on next National holiday if I can get a day off in a lieu.
  • (振替休日を取ることができるなら次の祝日に出勤するのは構いません。)

このようなフレーズを使いながら休暇申請、ぜひしてみてください!

では、今日はこのへんで。Let’s survive this week!

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