名所・湯畑の周辺で。グルメも絶景も楽しむ日帰り「草津温泉」散策

草津の名所「湯畑」

大滝乃湯側から湯畑へのアプローチ。
湯畑上流側からの光景。

千代の湯の前の道から坂を上ると、いよいよ「湯畑」です。行ったことがない方でも、テレビや雑誌などで一度は目にしたことがある風景ですよね。この湯畑も草津の源泉の1つで、毎分4,000リットルもの湧出量があるそうです。

江戸幕府8代将軍・徳川吉宗がこの湯を江戸まで運ばせたことで有名で、「将軍御汲み上げの湯」とも呼ばれているそうです。

中央やや左側に見える四角い枠の中が、吉宗公が運ばせた湯の汲み処と言われています。
右側の源泉から7本の湯樋を通って流れて行きます。

源泉である上流から延びる7本の湯樋は、お湯を空気に触れさせることで、加水する事なく温度を下げるとともに、お土産の1つとして有名な「湯の花」を採取するための沈殿槽としての役割もあるとのことです。

また、ここ湯畑では、流れ出るお湯に圧倒されて見落とされがちですが、歩道や階段を備えた回廊の下に敷き詰められた瓦なども、なかなか面白い見どころだと感じました。

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