南は紅葉が残り、北は雪がチラつく日本の11月〜12月は、旅行に最適な季節です。しかし旅行先の人気は、その時々の流行や時代背景などで変わります。2018年の国内の旅行先は一体どこが人気なのでしょうか。
旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2018年10月1日から11月30日の約2カ月間の国内旅行の予約人泊数をもとに、「2018年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」を発表しました。さっそく、ご紹介します。
伸び率前年同期比24.2%増で福井県がトップに
- 第 5位 滋賀県(前年同期比17.3%増)
- 第4位 千葉県(前年同期比18.4%増)
- 第3位 沖縄県(前年同期比19.9%増)
- 第2位 鳥取県(前年同期比22.4%増)
- 第1位 福井県(前年同期比24.2%増)
5位には前年同期比17.3%増で「滋賀県」が、そして4位には同18.4%増で「千葉県」がランクインしています。
3位の「沖縄県」は、昨今の「ひとり旅」の流行からか、男性1名での予約が好調で、2017年同期比で28.3%増と好調な伸び率を示しています。県内の地域では名護、本部、今帰仁、恩納エリアが同22.4%も増加しています。
この背景には、沖縄県名護で2018年11月10日~11日に開催されたサイクルスポーツイベント「ツール・ド・おきなわ」などがあったためではないでしょうか。
2位の「鳥取県」は、子ども連れの予約が前年同期比で38.6%も増加しています。さらに地域別で見てみると、米子・皆生温泉・大山では、子ども連れ予約が前年同期比で50.3%増と大幅な伸び率を占めています。これは境港市大正町の「水木しげるロード」が7月にリニューアルオープンしたことが大きいのではないでしょうか。
そして、第1位の「福井県」は、女性複数名での予約が前年同期比でなんと84.3%も増加しています。また、女性1名での予約も同71.9%も増加しています。今回の調査ではこのように女性の旅行がけん引し、1位に輝きました。
福井県は最近、人気漫画やテレビドラマの舞台にもなっており、それが女性人気につながったのかもしれませんね。
福井県の人気が急上昇とは少し意外でしたが、福井県は日本総合研究所の「全47都道府県幸福度ランキング2018年度版」では幸福度ランキングトップになっています。また、日本一の「越前がに」も有名で、グルメ好きにはたまらないスポットです。そんなところも人気上昇につながったのかもしれませんね。
source:PR TIMES
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※内容に誤りがあったため、一部修正いたしました。(2018年11月28日)