ついに解禁。観光客立入禁止になった美しすぎる離島「ボラカイ島」

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世界最高と言われるビーチリゾート、フィリピン「ボラカイ島」をご存じでしょうか。

フィリピン中部、シブヤン海に浮かぶ全長7.5kmほどの小さなこの島は、エメラルドグリーンの海に囲まれた美しいリゾート地で、世界各国から注目を集めていました。

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そんなフィリピンきっての観光地・ボラカイ島ですが、実は2018年の4月末から10月末までの半年間、観光客の立ち入り完全に禁止していました。島に入るには島民であるという身分証明書が必ず必要になるほどの徹底ぶりだったそうです。

そこで今回は、再び観光に訪れることができるようになった美しいボラカイ島をご紹介します。

島々からなるフィリピンきってのビーチリゾート「ボラカイ島」

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フィリピンは大小7,000もの島々から構成される国家です。首都マニラがあるのは一番大きな島であるルソン島で、そのルソン島から南、ミンドロ島を挟んだもうひとつの大きな島パナイ島の最北端から2kmほど沖にボラカイ島があります。

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7000もの島を持つフィリピンのなかでボラカイ島注目を集めたのは、1990年代後半に入ってからです。それまでのボラカイ島は水道や電気が通っておらず、知る人ぞ知る静かで美しい秘境と呼ぶに相応しい島でした。

島民たちはいくつかの集落に居住し、ホテルや観光施設のない島を訪れるのはボラカイ島の美しさを伝え聞いたバックパッカーたちだけで、自らキャンプを張り飲み物や水を持ち込んでビーチを満喫すると言うスタイルが一般的でした。

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しかし、2000年代に入りボラカイ島にも電気や水道などのライフラインが確保されるようになると、ボラカイ島の美しさが世界中で注目を集めるようになりました。その結果、ホテルや観光商業施設が立ち並ぶようになり、ボラカイ島は一大リゾート地として名をはせて行くようになります。


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