2019年のGWはなんと10連休。カレンダー通りに休めるなら非常にうれしいことですが、社会人の長期休みとなると、さまざまなしがらみがついてまわり、素直に喜べないことも。
今回、総合旅行サイト「エクスペディア・ジャパン」が、20代~50代の社会人経験のある男女を対象に「ゴールデンウィーク10連休に関する意識調査」を実施しました。さっそく、ご紹介します。
10連休が「嬉しい」人と「嬉しくない」人は約半々
この調査ではまず、2019年のGWが10連休になる方針が表明されたことを知っているか聞いたところ、79%と約8割が認識していることがわかりました。しかし、10連休になることが「嬉しい」と答えた人は54%、そして「嬉しくない」と答えた人が46%と、約半数ずつに分かれる結果になっています。
それぞれの回答者の職業については、「嬉しい」という答えが多かった職業は、カレンダー通りの休みであることが多い「公務員」「学生」「会社員」などでした。「家族で出かける計画をしているから楽しみ」や「旅行にも行けるし ゆっくり休める」など、喜びのコメントがみられました。
一方「嬉しくない」と答えが多かった職業は「専門家(医師・弁護士・会計士など)」が75%でトップ、そして、「主婦(夫)」の57%、「パート・アルバイト」の56%がほとんど同ポイントになっています。
専門家の方からは「祭日も仕事なうえ、人手不足で忙しくなる」、主婦の方からは「子どもや夫が家にいるから炊事、家事が大変に」という声がありました。またサービス業の方からは「毎日忙しくなるから怖いだけ」「国民全員に連休が取得できるように配慮するべき」という声もあがっています。
10連休は6割が旅行をしたいと回答
来年のゴールデンウィークが10連休になった場合「10連休になりそう」と回答した人は35%にとどまりました。32%は「休めなさそう」、そして33%は「休めるかわからない」と回答しており、まだ休みの見通しがたっていない方が多いことがわかります。
ちなみに、社会人になってから10連休の経験があるかを聞いたところ、67%とおよそ7割が「ない」と答えています。もっとも長い連休日数で1番多かったのは「5日」の17%です。
「10連休になった場合暦通り休めそう」と答えた人たちの、60%、6割が旅行をしたいと回答しています。反対に、旅行をしたくない人の理由は「混雑が予想されるから」が27%でトップ、「ゴールデンウィークは旅費がかさむから」が20%、「他にしたいことがあるから」が6%という結果になりました。
10連休は6割が旅行をしたいと回答
なお、10連休で行きたい海外旅行先TOP3は、「ハワイ」が28%でトップ、続いて「台湾やソウルなどのアジア」が15%、「フランスやイタリアなどのヨーロッパ」が12%という結果となっています。
今回の調査では10連休が「嬉しくない人」も多くいることがわかりましたが、そのほとんどは医師・弁護士・会計士などの専門職のようです。世の中が休みになっても自分は仕事で忙しい、そんなジレンマがあるのかもしれませんね。
いずれにしてもこの長い連休期間、あまり時間が取れない方こそ、あまり体力を使わずにすむ近場へ足を伸ばしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
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