江戸情緒あふれる、いまもなお美しい日本各地の「宿場町」7選【2020】

image by:(公財)福島県観光物産交流協会

会津西街道 大内宿/福島県

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福島県南会津郡下郷町にある会津西街道 大内宿は、かつては、会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)の宿駅のひとつとして栄えた宿場町です。寄棟造りの建物が道路と直角に整然と並べられています。

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民宿のほか、土産物屋や蕎麦屋などが多数立ち並んでいます。特に蕎麦は、「高遠そば」の名で有名で、箸の代わりにネギを用いて蕎麦を食べるユニークな風習があります。

若狭鯖街道「熊川宿」/福井県

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福井県三方上中郡若狭町にある若狭鯖街道 熊川宿は、街道に面して多様な形式の建物が建ち並んでいます。

街道と棟が平行な平入(ひらいり)、対して直角な妻入(つまいり)、そして土蔵や付属屋など、まったく形式の異なる建物が混在していすが、それらすべてが調和し、美しい家並みを形成しています。

また旧街道に沿って水路が流れており、石橋や水利施設などが点在しています。

東海道(53次47番目)「関宿」/三重県

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三重県亀山市にある東海道 関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場町として栄え、いまなお当時の雰囲気が残されています。

ここには江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家200棟以上も現存しており、1984年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、さらに、1986年には日本の道百選に選定されています。

日本の歴史を感じる古い景観が残る町並みを見ると、なんとなく心が落ち着きますよね。今回ご紹介した宿場町は、まさにそんな日本人の原点に返ることができる景観を見せてくれますよ。ぜひ一度、訪れてみてくださいね。

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