日本人男性に対するリアルな不満？
最後に、物事を公平に語る上で外せない意見を紹介したいと思います。
「日本人男性の魅力は？」と聞いたところ、日本人と交際経験のあるいくつかの国の女性から「特にない」「ワーカホリックでよく稼ぐという点以外は、特にない」などといった言葉がありました。
ウクライナ出身の知人は、20代で日本の飲食店に勤務するために来日し、2年ほどの在住中に50代の日本人男性とお付き合いしたと言います。
鋭い方であれば、どのような飲食店で、どのような出会いなのかは何となく察せられると思いますが、「いい年してデートはファミリーレストランばかりで、忙しく働いているくせに、とてもケチだった」と怒っていました。
日本人の男性は女性のためにドアも開けないし、レディーファーストじゃない。花束や手紙などで気持ちを示してくれない。あと子どもが生まれると、夫婦関係が急にドライになる。（ウクライナ出身・女性・30代）
日本の国外に在住する日本人男性は、現地で磨かれているので問題ないと女性たちは言います。特に日本から外に出た経験がない年配の男性に対しては、やはりこの辺りで不満を大いに感じるケースが多いみたいですね。
NHK放送文化研究所が1973年以来5年ごとに行っている「日本人の意識」調査を見ると、一部の地域では男性の方が女性よりも優れていると考える意見が、びっくりですが残っている様子です。
人前で男女の仲むつまじい姿を見せたがらない日本人の性格にプラスして、どこか前時代の男女観を引きずっている男性が、「日本人にはジェントルマンはいない」という外国人女性からの意見を生んでしまうのかもしれません。
もちろん日本人女性との交際でも一緒ですが、外国人女性とお付き合いするときは特に、レディーファーストを強く意識した方がいいのかもしれませんね。
以上、外国人女性に聞いた日本人の魅力を紹介しましたが、いかがでしたか？インタビューに応じてくださった方のあくまでも個人的な意見です。
ただ、話を聞いていて強く感じた点としては、外国人女性とお付き合いをする男性の言動1つが、日本人男性全体のイメージを決定的に左右してしまっている様子でした。
外国人女性と交際する場合は、後に続く「後輩」男子たちのためにも「日本代表」というくらいの気構えで、日々過ごした方がいいのかもしれませんね。
- 参考
- 6-1 一人当たり平均年間総実労働時間（就業者）
- Labor and Employment Philippine Statistics Authority
- 労働力調査（基本集計） 平成30年（2018年）11月分 （2018年12月28日公表）-総務省統計局
source: ＠Press
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