そこは天国か地獄か。美しいけど恐ろしい、世界の絶景スポット5選

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自然が作り上げる景色には、人間の手では表現できない美しさがあります。そしてそのなかには、近づけば人間が傷つくような危険をはらむ場所もあるのです。

行ってみたいけど行けない、そして行くにはかなりのハードルがある。今回は、そんな危険だけど美しい世界の絶景スポットを5選ご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

イジェン火山/インドネシア

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インドネシアの「カワイジェン火山」は、ジャワ島東部にある海抜約2,799mの山頂付近に存在する、カルデラ湖です。

直径は約800mで、色はエメラルドグリーン非常に美しい湖です。ところがその実情は「死の湖」と呼ばれるほど、恐ろしい湖です。

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カルデラ湖の水はアルミ缶をも溶かすほどの超高濃度の硫酸が溶け込んでおり、火口付近からは大量の硫化水素の有毒ガスが噴出します。

この煙を吸い過ぎると呼吸困難に陥り、最悪の場合は死に至ることもあるそう。現地ではハイキングツアーなどもありますが、ガスマスクを持参して訪れる人も多いようです。

マラカイボの灯台/ベネズエラ

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ベネズエラの「マラカイボの灯台」は、マラカイボ湖に注ぐカタトゥンボ川の河口上空でのみ見られる気象現象です。

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マラカイボ湖は世界一雷が多発する地帯で、年間260日に落雷が起こり、1時間に走る稲妻の数は約3,600本にもなるそう。

この雷が古くから航海する人の目印となっており、「マラカイボの灯台」と呼ばれています。


地獄の門/トルクメニスタン

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トルクメニスタンの「地獄の門」は、有毒ガスの放出を抑えるためにつけた火が天然ガスの自然放出によって、なんと約48年以上燃え続けている世界でも珍しい場所です。

1971年にボーリング調査&落盤事故で空いたクレーターであり、近くの小高い山3つの内2つから、地獄の門の赤い火が見えます。

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砂漠のなかを一時間半ほど歩かなければ辿り着かない秘境ですが、特に夜見るその光景は、まさに地獄の門といえる迫力満点の絶景です。


ダナキル砂漠/エチオピア

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エチオピアの「ダナキル砂漠」は、アフリカ大地溝帯に位置し、夏は気温が50度以上、冬でも40度を越える世界で最も暑い場所のひとつとされています。

硫黄やカリウムなどの鉱物がさまざまな色を作り出しているその光景は、まさに絶景です。

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しかしながら気温が高く有毒ガスも噴き出すため、長くいることは不可能です。また周辺では犯罪も頻発しているため、どうしても旅の目的地に加えたい場合は、必ず外務省の渡航情報を確認してください。

イエローストーン国立公園/アメリカ

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アメリカの「イエローストーン国立公園」は、モンタナ州・ワイオミング州・アイダホ州にまたがる総面積8,980平方キロメートルもの広大な公園です。また世界で初めて国立公園として認定された公園として有名です。

同所にはなんと、地球上の約半分の温泉約3分の2もの間欠泉があり、七色に輝く巨大な温泉など、熱水現象による特異な自然景観はまさに絶景です。

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またこの美しい国立公園の地底には、超巨大火山「スーパーボルケーノ」があります。この火山が噴火したら、数カ月で地球上の3分の1の人口が死に絶えるといわれるほどの存在です。

広い地球上には、私たちが想像もつかないほどの危険をはらんだ美しい場所があります。しかし、楽しく旅をするなら安全第一。無理せず写真で妄想トリップでも、十分楽しめますよ。

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