いざ、絶景の松山城へ。風情感じる街並みを走ってめぐる「旅ラン」レポート

天守からの眺めは最高!帰りは別ルートもオススメ


せっかくなので、中に入ってみました。お城は外から眺めるだけでも満足感が高いものの、やはり天守からの眺めが見たい。これは、お城好きではくとも同じ気持ちになることでしょう。


なんだか、いまにも窓から銃が出てきて打たれそうな雰囲気。歩きながら、ランニングで火照った身体が少しずつクールダウンしてきました。


こちらが天守からの景色!360度パノラマで、松山市外や連なる山々、海まで眺められました。よく見れば松山市駅の観覧車も見え、「あそこから走ってきたのか~」と感慨深いものがあります。

お城そのものの高さはそれほどではないのですが、山の上に建っているからこその絶景。これは、登ってきた価値ありです。


帰りは来た道を戻っても、ロープウェイやリフトを使ってもOK。ですが、せっかくなら別のルートで降りてみてはいかがでしょうか。今回私が登ってきたのは、「東雲口登城道」。そして、さきほど二之丸へ下った道が「県庁裏登城道」です。

さらに二之丸から本丸へ登ったのが「黒門口登城道」、さらに松山城の裏から下る「古町口登城道」もあり、どれを通るか悩んでしまいます。残念ながら「古町口登城道」が土砂崩れ・倒木で通れなかったので、私は「県庁裏登城道」を再び下ってみました。


その名の通り県庁裏へ出ることができ、その後は堀に沿ってランニング。松山駅から見ると、もっとも近い登城道になるでしょうか。走力に自信のない方は、こちらを利用しても良さそうです。


走力のある方は道後温泉もアリ!


松山市街をめぐり、自然に囲まれた登城道を走る旅ラン。距離はほどよいので、ちょっとした空き時間でも楽しめます。松山を訪れた際には、ぜひ松山城まで走ってみてください。今回は冬でしたが、季節が変われば草花によって景色が変わり、また違う姿が見られるはずです。

ちなみに「距離が短くて物足りない!」という方は、そのまま道後温泉まで足を延ばしてみるのもオススメ。松山城からは、片道約2.5kmです。着替えやタオルを背負って走り、歴史ある温泉で疲れを癒すのもいいですね。

image by:Sean Pavone/Shutterstock.com

こちらはスタジオジブリの人気映画「千と千尋の神隠し」でモデルになったとされる温泉で、外観だけでも非常に趣があります。現在本館は7年をかけて改修を行なっていますが、入浴はできます。

温泉後は地ビール・地酒を楽しんでも良いし、お土産を買うことも可能。松山での旅ランを、自分なりにアレンジして楽しんでみましょう!

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

いま読まれてます

Page: 1 2 3

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。