夫婦共働きが当たり前となっている昨今。出産や育児と仕事を両立する女性もますます増えているなかで、夫婦が協力して家事を分担することが重要視されています。
そこで今回は、全国47都道府県の中で、20代〜40代の中学生以下の子どもがいる共働き夫婦を47都道府県ごと200人に調査し「家事シェア力」の全国ランキングを作成。家族・夫婦間の家事実態の調査から、リアルな声が見えてきました。
圧倒的強さの兵庫県!夫婦のコミュニケーションを大切にする県民性?
「家事シェア力」総合ランキング
- 第1位 兵庫県
- 第2位 岡山県
- 第3位 静岡県
「普段から夫婦で対等に話し合う」という県民性が輝いた「家事シェア力」上位は、兵庫、岡山、静岡の順となりました。
逆に下位となってしまった長崎県、青森県、佐賀県では「俺はやっている!」という意識だけ強い九州地方と、「会話の内容を考えすぎる」東北地方の県民性が反映されているのでは、と分析が行われています。
家事分野別では、片付け力、補充・交換力、ごみ捨て力、掃除力、洗濯力の5分野で兵庫県がトップに輝き、買い物力では静岡県、料理力で岡山県、育児・その他力で広島県が1位に。兵庫県が圧倒的な強さを見せつける結果となっています。
「夫婦だけの時間も大切にしている」「家事について夫婦間で話し合う機会を設けている」「夫婦はお互いの人生が楽しくなるよう協力し合う存在」など、夫婦関係についての質問ランキングでも、関西・中国地方が上位を席巻。
「毎日の生活」「夫婦関係」「夫婦間コミュニケーション」など、生活満足度の高さにおいても同じく、上位は関西・中国地方が目立っています。
1位の兵庫県は神戸を中心にイギリス文化が根づく街で、先進的な考えや方法を真っ先に取り入れようとする県民性があるそう。
また2位の岡山県は古くから「職人や技術者の街」として知られ、全国のなかで一番真面目、仕事終わりもまっすぐ帰宅する人が多く「夫婦の時間」を優先する県民性と考えられています。
夫婦関係が良好な県は生活満足度も高く、また家事シェア力も高いという相乗効果が生まれ、家事シェア力を高めることで夫婦関係も生活満足度も高くなる模様です。
夫婦でお互いを見つめ直し、日々の生活に自然と思いやりを持てるよう意識をしてみるのも良いかもしれませんね。
source:共同NewsPR
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