一生に一度は食べてみたい。世界各国の「臭い食べ物」TOP10

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第3位 シュールストレミング/スウェーデン

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第3位にはスウェーデンなど北欧の「シュールストレミング」がランクインしました。塩漬けのニシンの缶詰で、その強烈な臭いから、「世界一臭い食べ物」と評されることもあります。

缶の中で密封状態で発酵させるため、発生したガス(二酸化炭素など)圧によって缶が丸く膨らみます。こうした状態の缶はスウェーデン各地のスーパーマーケットでよく見られるそうです。ちなみに、殺菌を行わないことから日本では缶詰の定義から外されています。

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開封する際は、そのガスによって汁が噴出すると臭いが広範囲に拡散するため、屋外で開けることが推奨されているほど強烈だそうです。前述のアラバスター単位 (Au) という測定法によると、なんと8,070という世界最高の数値をたたき出しています。

その匂いは魚が腐った臭い、または生ゴミを直射日光の下で数日間放置したような臭いともいわれていますが、ニシンの味自体はクセになる美味しさだそう。

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臭いのもとである汁を除いて、パンにジャガイモ、チーズなどとあわせて食べると絶品ともいわれています。

第2位 くさや/日本

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第2位にランクインしたのは日本の「くさや」です。日本を代表する臭い食品と言えばやはり、くさやでしょう。くさやは伊豆諸島の特産品として知られている魚類の干物ですね。

クサヤモロやトビウオなどの新鮮な魚を「くさや液」と呼ばれる独特の匂いや風味をもつ発酵液に浸潤させた後、これを天日干しにした食品です。

どのくらい臭いかというと、焼き立てが特に臭く、ラバスター単位 (Au)では1,267というすごい数字になっています。伊豆の名産であるため、現地や通販ですぐに手に入ります。

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その味は最高の干物とも評され、クセになるほどとか。しかし銀杏のような不快臭ともいわれているため、苦手な方が食べるときは注意が必要です。

第1位 ドリアン/東南アジア

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今回第1位に輝いたのは東南アジアのマレー半島が原産地の果実「ドリアン」です。キウイにトゲトゲが生えたような形をしており、栄養豊富で、国王が精力増強に食していたため「王様の果実」と呼ばれていました。

食べられるのは、種子の周りのクリーム状の部分ですが、この部分が非常に臭いんです。その臭いはタマネギの腐敗臭または都市ガスのような強烈な匂いだといわれています。

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シンガポールの街中を歩いていると、この臭いだけでドリアン売場がわかることがあるほど。日本でも通販や大きな果物屋で購入することができますが、値段はかなり高価です。

今回のTOP10はどれも強烈な臭さを持っていますが、味は天下一品のものあるそう。その国、土地の文化を学び、深く実体験するためにも、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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