4月中旬から5月中旬にかけて見ごろを迎え、美しく花を咲かせるツツジ。2019年も5月になると、箱根・芦ノ湖畔の「小田急 山のホテル」にツツジの季節が訪れます。
同施設は、遠くに富士山、近くに芦ノ湖を望む広大な庭園に約30種・3,000株のツツジが咲き誇り、一幅の絵のように豪華な景色は必見の一言。今回は、このツツジ庭園の見どころを紹介します。
「第一級の価値があり、我が国を代表する『園芸文化遺産』」と絶賛されるツツジ庭園
「小田急 山のホテル」の庭園に咲くツツジの木々は、玉仕立ての樹形に美しく整えられ、ピンク・赤・紫・白の順に開花。樹齢100年以上経つ株や人の背丈を超すものもあるなど、個性にあふれています。
この地はかつて三菱四代目社長・岩崎小彌太男爵氏の別邸があったところで、自然を巧みに取り入れたツツジの庭園に仕上げたのも、絵画を得意とする男爵その人の美意識からと伝えられているそうです。
またツツジ園の奥のシャクナゲ園でも、ツツジの開花と前後して約20種300株が美しい花を咲かせています。
受け継がれてきた歴史・絶好のロケーション・庭園の完成度の高さ・希少品種を含む木々など、ツツジ・シャクナゲの研究家である倉重祐二氏も「山のホテルのツツジ園、シャクナゲ園は第一級の価値があり、我が国を代表する『園芸文化遺産』ともいえる」と高く評価しました。
ホテルに引き継がれ、専任スタッフをはじめ、ホテルスタッフが全員で大切に守ってきたという庭園では、2016年から毎年「ツツジ・シャクナゲの品種調査」を実施しています。その結果、古品種や他所で栽培例の少ない希少品種が多数存在していることが判明しました。
そのひとつが、ツツジ園の「飛鳥川(あすかがわ)」。淡紅の地色に濃紅の絞りが入る花で、江戸時代の園芸書にすでにその名が記されているという歴史ある品種です。
「白錦(しろにしき)」は、縁が不規則に切れ込んだ二重咲きの白い花が特徴。どちらも、まれに栽培されているものの、園芸的な生産はされていない貴重な品種です。
ホテルでは庭園を訪れる方々のため、新しい品種看板を設置しています。看板に付いたQRコードをタブレットやスマートフォンなどの端末で読み取ると、花の写真や情報を得られる仕組みです。
訪れた時に咲いていない株も、どんな花が咲くのかという花情報が一目でわかり、どの季節に訪れても庭園の散策が楽しむことができますよ。
さらに、芦ノ湖畔にたたずむホテル直営のデザートレストラン「プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ」では、ツツジの開花期に合わせ、ツツジをイメージした新作スイーツ「Azalee~つつじ~」を発売予定。美しいピンクのデザートに、胸が高鳴りますね。
色とりどりのピンクにあふれる庭園と、素敵なスイーツも楽しめる春の旅。5月はぜひ「小田急 山のホテル」を訪れてみてはいかがでしょうか。
- 小田急 山のホテル
- 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80
- 0460-83-6321
- 庭園見学料 800円(小学生以上)
- ツツジの見ごろ:5月上旬~中旬/シャクナゲの見ごろ:5月上旬~下旬(庭園一般開放期間:ツツジ・シャクナゲ開花中)
- 見学時間 9:00~17:00
- http://www.hakone-hoteldeyama.jp/
source:PR TIMES
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