待ちに待った特大連休、2019年ゴールデンウィーク(以下、GW)がいよいよやってきます。事前にバッチリ旅行を計画した方や、お財布の様子を見ながらギリギリに予約へ駆け込もうという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、10連休、少しでもリーズナブルに旅行を楽しみたい…ということで、旅行検索エンジン「KAYAK」が発表したデータから、2018年の同時期と比べても航空券料金の上昇度が抑え目でお得な旅行先を、ランキングでご紹介します。
第5位 大阪
第5位には「食い倒れの街」として有名な「大阪」がランクインしました。GWには多くのグルメファンが集まりそうですね。
お好み焼き、大阪うどん、たこ焼き、串カツなどB級グルメが目白押しです。道頓堀では、ぜひともてっちりも味わいたいですね。
また、大阪城や通天閣、そして、家族連れや恋人同士には外せないユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)など観光スポットも数多くあります。また笑いの街でもあるので、GWは吉本新喜劇や漫才などで思いっきり笑うものいいですね。
第4位 東京
第4位には意外にも「東京」がランクインしました。GWの東京はイベントで目白押しです。
なかでも注目したいのは、5月4日みどりの日におこなわれる、都内有名スポットの無料公開。上野・多摩の東京都2大動物園に葛西臨海水族園、夢の島熱帯植物園、国立科学博物館、小石川後楽園や芝離宮庭園など都内各地の庭園などが一斉に無料公開されますよ。
また、令和元年を記念して、皇居・旧江戸城周辺の散策もよいかもしれません。特に二重橋を望む風景は、現在でも、はとバスのガイドさんに歌い継がれている故・島倉千代子の約60年前のミリオンセラー「東京だョおっ母さん」にも歌われるなど、かつては東京に憧れる多くの日本人の思い描く東京の代表的な風景として知られていました。
いわばかつての多くの日本人の原風景ともいえるそのたたずまいを、この機にあらためて、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。
第3位 セブ島(フィリピン)
第3位はフィリピン中部の内海に浮かぶリゾート地「セブ島」がランクインしました。ちなみにリゾート地としては、隣接するマクタン島もセブ島の一部と考えられます。
セブ島で近年人気なのが「ジンベイザメ(ジンベエザメ)ウォッチング」。ジンベイザメと言えば、成長すれば全長13メートル級にもなるという現存全魚類中最大の存在ですが、サメといっても性質は温厚で、ともに泳ぐことは世界中のダイバーたちの憧れです。
また、セブ島を起点として、海の美しさで人気を集める、近隣のヒルトゥガン島やスミロン島、不思議な地形「チョコレート・ヒルズ」で有名なポホール島などを訪れるのもいいですね。
第2位 福岡
続いて「福岡」が第2位にランクインしました。福岡のGW最大のイベントと言えば、何と言っても福岡市で例年5月3・4日(2日には前夜祭)に行われる「博多どんたく」です。200万人級の動員力をほこる国内有数のお祭りですね。
起源となる祭りの最古の記録は、少なくとも16世紀末ごろにまで遡ると言われています。両日ともどんたく隊のにぎやかに練り歩くパレードが市内を彩ります。“どんたく”の語源がオランダ語の zondag(日曜日)だというのも、なんだか愉快ですね。
第1位 函館市
第1位に選ばれたのは「函館」でした。函館といえば、まず行きたいのはGWごろに桜の見ごろを迎える五稜郭です。
幕末に西洋風の設計思想をもとにしてつくられた星形城郭の典型例として、明治維新の成否をかけて行われた一連の戊辰戦争最後の決戦・箱館(函館の当時の表記)戦争の戦場として有名です。
箱館戦争で幕府軍として戦い戦死した新選組(新撰組)副長・土方歳三は、五稜郭内に眠っているという説があります。
また、函館山から市内を望む夜景は必見ですよ。兵庫県神戸市摩耶山・長崎県長崎市稲佐山と並ぶ日本三大夜景の展望地として知られています。
山頂まではロープウェイを利用できます。元来は島であった函館山へとのびる陸地がそのまま市街地となった函館では、夜景の左右に海が広がるのが特徴的です。
国内の都市については、交通機関に恵まれ、GWの大量輸送にも許容力の大きいことが、リーズナブルな航空券料金につながっていると思われます。
なかでも北海道新幹線も利用できる函館は、ちょうど桜も美しく咲きほこる時期で、まさに穴場といえるかもしれません。ぜひ、これからの旅行計画に参考にしてみてくださいね。
source:PR TIMES
image by:Stor24/Shutterstock.com(函館)
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