衝撃の10連休という、思わぬ長期休暇を獲得できる人も多い2019年のゴールデンウィーク(以下、GW)。この機会に思いっきりゴージャスな旅や、行ったことのない場所を訪ねてみようという方も多いのではないでしょうか。
海外旅行に行くという方も多いなか、準備や移動も含め、ゆったりと過ごしたい人にとっては国内旅行のチョイスがベストですよね。
この度、旅行サイト「じゃらんnet」が、GW国内宿泊予約状況から国内旅行の動向についてまとめ、旅のトレンドと共に発表しました。今回は直前の旅行計画に大いに参考になるこの結果を、早速ご紹介します。
人気の旅行先は「北海道」!2019年に人気の勢いを伸ばしているのは「福岡」
「じゃらんnet」がGW期間の国内宿泊予約状況を人泊数ベースとして見たところ、4月28日(日)にピークを迎えることが判明しました。前年の同時期と比較すると、280%となっています。
毎年、期間中に2つのピークの山ができるという調査ですが、今年は10連休のためGW全体に散らばっていることがわかるとのこと。ゴールデンウィーク期間前後の予約数も多く、連休前後に旅行を計画している方も少なくないようです。
人気の旅行先ランキングの1位は北海道が獲得。ちなみに北海道のなかでも札幌が特に人気を集めているようです。
さらに今年、特に順位を伸ばしているのが福岡です。ホテルの新設やリニューアルが多く、受入可能数が増加したことも要因のひとつとなっているとのこと。
食が大いに満喫できる場所としても人気の福岡ですが、定番の屋台などをはじめとする福岡グルメだけでなく「海の中道海浜公園」のネモフィラや「九州ビアフェスティバル2019」「博多どんたく港まつり」など、この時期ならではの絶景やイベントも多く、大人も子どもも楽しめることも人気の秘訣となっています。
同行者別の人気ランキングでは、カップルと家族で変化が発生しています。カップルでは先程も紹介した福岡が1位を獲得しているのに対し、家族では「東京ディズニーリゾート」を満喫できる舞浜エリアが堂々の1位に。
遠方で、普段はなかなか落ち着いて遊びに行くことのできない東京ディズニーリゾートも、10日間という休みの長さがあれば、思いっきり堪能できるのかもしれません。
人気アクティビティランキングでは、1位にイチゴ狩りがランクイン。旬のイチゴを摘みながら思いっきり食べることのできるいちご狩りは、写真映えも期待できる人気のアクティビティとして、老若男女から人気を集めています。
2位以降にはクルージングやシュノーケリングなど、水場でのアクティビティも多くランクイン。だんだんと暖かくなってきている時期だからこそ楽しめる遊びが増加しています。
「じゃらん」の調査で、今年のGWでお出かけの計画に変化があったかを聞いたところ「例年は日帰りだが、今年は宿泊旅行をする」と回答した人が17.4%と、2番目に多い回答となったとのこと。
10日間という期間を存分に生かし、国内でも日帰りでは楽しみづらいエリアへの宿泊旅行が人気の傾向となっています。
一方で、1番多かった回答は38.5%で「近場へのおでかけの回数を増やす」という結果です。関東近郊の人をはじめ、自宅から訪問しやすい距離に多くの観光場所があるという人は、自宅をベースにゆったりと休暇を楽しむ様子。
宿泊旅行をする人は「せっかくなら」と遠くへ、行かない人は近くで数回…と、トレンドは2極化していくようです。
いよいよ間近に迫ってきた、今年の大型連休。まさに「ゴールデンウィーク」の名にふさわしいこの機会に、思い出に残る旅行やレジャーの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
source:PR TIMES
image by:beeboys/Shutterstock.com(札幌)
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