結婚前は休日には必ずデートをしていたのに、結婚して夫婦となり、親となったいまでは「二人の時間」は減る一方…。
家族としての絆は強くなりますが、本音はもっと恋人時代のような甘いふたりの時間がほしいと密かに思っている方もいるのでは。
今回は「アニヴェルセル株式会社」が20代~30代の子供を持つ既婚男女を対象にした「夫婦のデート事情」調査をもとに、夫婦のリアルなデート事情をご紹介します。
子どもを預けて二人っきりでのデート、経験は?
子どもがいる既婚者に「子どもを預けて夫婦2人だけでデートに行ったことはありますか?」という質問をしたところ、「ある」(53.4%)、「ない」(46.6%)とほぼ半々の結果となりました。
子どもに恵まれて「親子」での生活がはじまることで、多くの夫婦が強く「家族」を実感し、どうしても子ども優先の生活になるのではないでしょうか。
子育てに仕事…日々多忙なご夫婦が2人きりの時間を捻出するのはやや難しいという現実が伺えます。
本音は子どもを預けてデートに行きたいが69%
続けて「子どもを預けて夫婦2人だけでデートに行きたいと思いますか?」という質問に対しては、「思う」(69%)、「思わない」(31%)という結果となり、多くの夫婦が「2人だけでデートに行きたい」と感じていることが判明しました。
あわせて理由も聞いたところ「思う」(69%)と回答した方のなかで多かった理由は「たまには」「結婚前の恋人同士に戻りたい」という意見が多くあがりました。
子どもの前では「お父さん」「お母さん」という関係の2人も、たまには恋人同士に戻って純粋な気持ちを楽しみたいという本音が垣間見えます。
また、子育て中の夫婦2人きりのデートは「結婚記念日」のみという意見もあり、もはや子どもを預けてのデートはスペシャルイベントとなっているのかもしれません。
さらにデートに行きたいと「思わない」(31%)と答えた方々の理由では「子どもがいるからこそ楽しい」という意見が多くありました。
子どもと夫婦を切り離して考えず、とにかく家族の時間を楽しみたいという想いを持っていることがわかりますね。
また一方では、「預け先がない」という切実な理由もチラホラ。実家が近くになく肉親に預けることが難しければ、預け先の安全性や料金面などを考慮する必要があり、預けること自体のハードルが高いのかもしれません。
「思わない」派の理由の中には、「もう少し子どもが大きくなれば夫婦の時間が持てると思う」や、「2人のデートは老後の楽しみにしている」などの理由もあがっており、子どもが小さいうちは預けてまでデートにでかけるつもりがないと考えている方が多そうです。
家族が増えるたびに減りがちな夫婦だけの時間。本音では2人きりでデートしたいと思いつつも、子どもを預けて出かけるのはなかなかハードルが高いことがわかりました。
しかし本音では「2人きりの時間」を楽しみたい方が過半数。2人の結婚記念日や誕生日など1年に「特別な日」をもうけて、年に数回夫婦水入らずの時間を思いっきり楽しむことを計画してみてはいかがでしょうか?
恋人同士の甘い時間を過ごすことで、お互いへの愛情を再確認し、家族の絆もより強くなるかもしれませんよ。