楽しい旅行のときに気になってしまうのが、交通費や宿泊費など、さまざまな面でかかってくるお金についてです。
なるべくリーズナブルに抑えたいと思いながらも、「せっかくだから気にせずに堪能したい」と考えることもありますよね。
この度、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」は、10代~70代の男女715名を対象に「旅行にかけるお金」に関する調査を実施しました。
国内や海外、日数や男女によって、どのように予算の変化があるのか、早速チェックしてみましょう。
「自分の買い物」では、男性3.4万円に対して女性4.7万円と、差は1万円以上に
「一人あたりの予算がもっとも高くなる旅行は?」という質問では、男性で最多の回答となったのが「パートナー」(男性30.6% 女性22.3%)でした。
一方、女性で最多となったのは「家族(3人以上)」(男性28.7% 女性29.3%)に。
「同性の友人との旅行」では、男性7.0%に対し女性18.3%と、女性が男性の倍以上。「異性の友人との旅行」では、男性10.1%に対し女性2.3%と、男性が女性の4倍以上の回答率に。
男性が女性のために、多くの予算を割いて旅行を計画していることが伺えます。
「一人あたりの予算がもっとも安くなる旅行」では、男女ともに「異性の友人との旅行」(男性31.1% 女性55.0%)が最多回答になりました。
「同性の友人との旅行」が、男性21.2%に対し女性4.0%と、5倍以上の差がつく特徴的な結果となっています。
男性が同性との旅行で、どのような部分に多くの費用を割いているのかが気になるところ。次の質問への回答に注目です。
「1泊2日で国内旅行をする際の予算は?」という質問では、男性の平均予算が 7万7083円、女性が 6万7457円と、こちらでも男性が女性を約1万円上回る結果に。
なかでも「飛行機などの移動手段」(男性2万9459円 女性2万3220円)と、「宿泊」(男性1万8436円 女性1万4210円)の2項目において、男性が女性を大きく上回る結果となりました。
男性はリラックスしたい場において、多くのお金を割く傾向にあるようですね。
一方で、「自分の買い物」(男性6,363円 女性8,087円)、「お土産」(男性6,127円 女性6,600円)、「事前準備」(男性4,364円 女性4,478円)では、女性が男性を上回りました。
男性が旅行に“移動手段”と“宿泊先”を重視しているのに対し、女性は“ショッピング”の予算に比重をかけていることがわかります。
2泊3日、または1週間などで「海外旅行をする際の予算は?」という質問では、海外旅行(2泊3日)の平均予算が、男性が 17万5252円、女性が14万5066円と、こちらでも男性が女性を約3万円上回っています。
国内旅行と同様に「飛行機などの移動手段」(男性8万2524円 女性6万1467円)と、「宿泊」(男性3万4708円 女性2万4875円)の2項目で、男性が女性を大きく上回っているため、男性の旅行においては重要視されるのはこの2項目ということが間違いないようです。
女性では「自分の買い物」(男性1万8140円 女性2万4705円)が唯一、男性を上回る結果になっています。
そして旅行期間が伸びて1週間となると、男性の平均予算32万7789円に対し、女性が33万297円と、女性が男性を上回ってきます。
特に「自分の買い物」では、男性3万3595円に対して女性4万6505円と、女性が男性を1万円以上、上回る結果となりました。
せっかくの長い期間、しかも海外旅行でめったに訪問できない場所となると、「思いっきりお金を使いたい!」という気持ちが湧いてきますよね。
「旅行にかけるお金」の全体像だけでなく、項目により男女でお金の使い方に差があることがわかった今回の調査。結果を参考に、今後の旅行にかけるお金を、ちょっぴり変化させてみてはいかがでしょうか。
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