日本人というと、勤勉で恥ずかしがり屋、礼儀正しいなどのイメージを海外の人から持たれることが多いと聞きます。TRiP EDiTORでも、過去に外国人が抱く日本人のイメージに関する記事を取り上げてきました。
そもそも、日本人ってどんな印象?
株式会社電通が海外16地域、約9,200人の男女を対象に行った「『ジャパン・ブランド』に好影響を与える日本人イメージ」(PDF)では、日本人が海外の人たちからどんな印象を持たれているのかについて、興味深い結果が掲載されています。
「日本人と聞いて、どのようなイメージを持っていますか?」という質問に対する結果としては、上位から順に勤勉な(55.9%)、礼儀正しい(55.4%)、気さくな(40.9%)、やさしい(39.7%)、創造性がある(33.2%)と続きます。
勤勉さ、礼儀正しさは日本人の象徴。日本人の真面目さは世界共通の認識のようですね。
一方でマイナスイメージとしては、「大人しい」「細かいことを気にする」などの意見が多数ありました。長所と短所は表裏一体。この結果は正直なところ、日本人の私たちでも想定内ではないでしょうか。
住んで気づいた「日本人って意外と…」
しかし、外から見た日本人の印象も、実際に暮らしてみることで大きく変わる場合が少なくないようです。
今回は、翻訳家でありライターの坂本正敬さんが直撃インタビュー。日本在住もしくは日本に在住経験のある外国人から、来日後に変化した日本人の印象について教えてもらいました。