「最果て」が冒険心を掻き立てる。ロマンあふれる世界の絶景5選

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南アメリカ最南端:ホーン岬/チリ

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ホーン岬」は、南アメリカ大陸の南方沖にある「フエゴ諸島」の中のひとつ、「オルノス島」の岬です。断崖絶壁になっており、海流の流れは速く、荒天の日が多いため、古くから航海の難所とされています。

観光ツアーはありますが、悪天候の場合には上陸はなし。上陸できても、強風と雨が待っています。これらのハードルを超えて、有名なアルバトロスのモニュメントにまで行けても、天候が変わりやすいので長居はできません。まさに難所で、世界の果てを感じるスポットなのです。

ユーラシア大陸最西端:ロカ岬/ポルトガル

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ロカ岬」には、首都リスボンから列車とバス合わせて約1時間で行けます。断崖絶壁になっており、そこにはポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙情詩「ウズ・ルジアダス」の一節「ここに地果て、海始まる」を刻んだ記念碑があります。

岬にあるインフォメーションセンターでは、ユーラシア大陸最西端到達証明書を発行してくれます。岬の一帯はシントラ・カスカイス自然公園になっており、ロカ岬からアドラガビーチまでの約1時間のハイキングコースも人気です。

最果ての先には何もない。そう思ってしまうかもしれませんが、地球は丸く、「果て」の先に行ってもまた同じところに戻ってきます。つまり「果て」とは、おわりであり、はじまりでもあるのですね。みなさんもおわりの地、いや、はじまりの地を訪れてみてはいかがでしょうか。

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