一生に一度は行ってみたい、世界各国の名所。だけど忙しくて時間がない…。そんなときは海外旅行よりも気軽に行くことのできる国内旅行で、世界の名所に似た観光スポットに行ってみませんか?
実は、日本国内には「世界の名所とソックリな観光スポット」がたくさんあるんです。これらのスポットを訪れると、まるで世界を旅している気分になれるかもしれませんよ。
万里長城/北海道
北海道西北部の下川町にある、桜ヶ丘公園には中国の「万里の長城」にそっくりなスポットがあります。
下川町の開拓100年周年を迎える2000年を目標に、長さ2,000mの長城を手づくりしようと、1986年に町民が築城を始めたことから、この場所が生まれました。
積んだ石は、なんと15万個以上。町民だけでなく多くの方が参加し、目標通りの長さを達成。この「万里長城」の名称は、中国領事館の承認も得ているのだそう。
中国の「万里の長城」はコチラ!
中国の歴代王朝が、北方からの異民族侵入を防ぐために作ってきたという「万里の長城」。全長約2万kmを誇る世界最長の建造物として世界遺産にも登録されています。
現存する城壁は、その大部分が明の時代につくられたもの。自然侵食や人為的な影響もあり、その30%以上が消失してしまいましたが、現在でも総延長約6,000kmを誇り、人工衛星からもその姿を確認できるのだそう。
摩周湖/北海道
北海道の川上郡弟子屈町にある「摩周湖」は、「日本版ウユニ塩湖」といわれているスポット。その透明度の高さは、ロシアのバイカル湖に次いで世界第2位といわれており、2001年には北海道遺産にも指定されました。
地理的要因から、1年のうち100日以上は霧が出るといわれており、「晴れの摩周湖を見れたら晩婚になる」という噂がささやかれるほど。
しかしながら、天気が良い日に見られる「摩周ブルー」と形容されるほどの湖面の美しさは壮観です。毎年多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
ボリビアの「ウユニ塩湖」はコチラ!
ボリビア南西のアンデス山脈にある本物の「ウユニ塩湖」。
湖と勘違いしている方も多いですが、正確には「塩原」です。見渡す限り真っ白な景色が続くほど広大な面積でも知られており、その大きさは日本の岐阜県とほぼ同等なんだそう。
雨季に降った雨が塩の上に膜を張ると鏡のようになり、空を映し出すことから「天空の鏡」ともいわれており、その神秘的な壮観を見るために、世界中から多くの観光客が訪れます。