パスポートはいらない。世界の名所に似た、国内「そっくり観光地」8選

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2019/11/14

日本キャニオン/青森県

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日本のグランドキャニオンの呼び声高い、青森県 西津軽郡 深浦町松神の「日本キャニオン」。

侵食崩壊により、白い岩肌がむき出しになった凝灰岩の岩壁です。その荒々しい岩肌と、壮観な大絶壁がグランドキャニオンを彷彿とさせることから、この名称がつけられました。

青いインクを流したかのような美しい池「青池」で有名な、「十二湖」のエリアからもほど近く、周辺を散策しながら両方の壮観を楽しむことができます。

大絶壁で、さらに豊かな緑や美しい湖を眺められるので、本家グランドキャニオンに負けずとも劣らないスポットかもしれませんね。

アメリカの「グランド・キャニオン」はコチラ!

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本家「グランド・キャニオン」は、アリゾナ州北部にあるコロラド川の峡谷です。世界遺産に登録されている「グランド・キャニオン国立公園」に含まれています。

100年でわずか2cmほど進行するといわれている、コロラド川による浸食はいまだに続いており、目には見えないほどゆっくりとその姿を変え続けています。壮大なスケールの峡谷を眼前にすると、自然の神秘を感じずにはいられません。

浄土松公園/福島県

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福島県郡山市にある「浄土松公園」。通年で見ることができる松の緑、春に咲き誇る桜など、自然が豊かな公園として知られています。

この公園にあるのが、日本のカッパドキアと称される「きのこ岩」という白亜の奇岩。断層が生じて地表に突出した地層で、岩質の違いによって風化の進み具合に差がついたため、このような形になったのだそう。

現在では、県の名勝天然記念物にも指定されるなど、浄土松公園の中でも随一の名所となっています。


トルコの「カッパドキア」はコチラ!

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カッパドキア」は、「天使の煙突」と呼ばれる奇石などで有名なトルコ中央部の地域。ギョレメ国立公園およびカッパドキアの岩石遺跡群として、世界遺産にも登録されています。

標高約1,200mの場所にあるさまざまな形の奇石は、凝灰石が長年の間風化や侵食を繰り返すことによってできた、自然が織りなす芸術作品です。

一枚岩/和歌山県

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紀伊半島南部の古座川町にある「一枚岩」は、高さ約100m、幅約500mの山のようにそびえ立つ岩壁。国の天然記念物にも指定されています。

本家のエアーズロックは砂漠のど真ん中にありますが、こちらは周辺が緑で溢れかえっているのが特徴。春には桜、秋には紅葉と四季の花々が咲き乱れるため、訪れる時期によってまるで異なる表情をみせてくれます。

オーストラリアの「エアーズロック(ウルル)」はコチラ!

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周囲9.4km、高さ348mと、世界で2番目の大きさを誇る一枚岩「エアーズロック(ウルル)」。一枚岩を構成している砂岩が鉄分を多く含み赤みを帯びていることから、夕日が当たると真っ赤に燃えているような絶景を眺めることができます。

登山の名所としても知られていましたが、オーストラリアの先住民からの要望により2019年10月26日から観光客の登山は禁止となりました。

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