エリザベート皇妃の足跡をめぐる。ウィーン旅のおすすめスポット&グルメ6選

アウグスティナー教会

内部はシックな色合いで統一されており、落ち着いた空間。image by:Haru

王宮の周辺に位置する「アウグスティナー教会」は、ハプスブルク家の数多くの結婚式が行われた教会です。エリザベートと皇帝フランツヨーゼフもまた、ここで結婚式を挙げました。

現在でも使われている教会なので自由に出入りができます。見どころは、銀器で安置されているエリザベートをはじめとしたハプスブルク家の方々の「心臓」。予約をすれば納骨堂を見学することも可能です。

たくさんの美しいシャンデリアが目を惹きますが、王族の結婚式が行われていたわりには素朴でとても静かで、観光客も比較的少ないため、木の椅子に座ってじっくりと神聖な空気を感じることができますよ。


シェーンブルン宮殿

黄色が目印のシェーンブルン宮殿。宮殿の内部に行くまでの道には噴水もあり豪華です。image by:Haru

ウィーン市街地からすこし離れて、電車で20分ほどの場所に位置するハプスブルク家の夏の離宮が「シェーンブルン宮殿」です。18世紀に女帝マリア・テレジアによって現在の姿に改築されました。

エリザベートが使用していたサロンはもちろん、迷路のように広い庭園もあり、見どころが満載です。宮殿内を回るだけでも2時間はかかるので、庭園散策や休憩時間を考えると、この宮殿の観光に丸1日ほど見積もってもいいかもしれません。

美しい緑や花々を見ながらゆっくり散歩をすることができ、街中にあるホーフブルク宮殿とはまた違った印象です。

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