こんにちは! ライターのShintaです。今年10月から地域おこし協力隊として、夫婦ふたりで宮崎県小林市に赴任しています。先日の記事では、地域おこし協力隊の赴任地を選ぶための3つのコツをご紹介しました。
今回は、地域おこし協力隊になることを決めて実際に移住をするまでにどう動いたか、具体的に行動したことについて書いてみます。
というのも、実は僕達夫婦は移住を考えてから決定するまでに、かなりスピード感を持って動いていました。実際に移住へ向けて動き出したのが6月頭で、決まったのが7月の中旬ですから、わずか1か月ちょっとの間で決まったことになります。
なんとなく「移住したいねー」と考えていたところから、実際に動き出すとかなりスムーズに決まってしまいました。これはやや特殊なケースかとも思いますが、1つのリアルな事例として、今後移住を検討されている方々の参考になればとの思いを込めて、1か月の間に行ったことをまとめてみます。
ふるさと回帰支援センターに行ってみる
はじめに伺ったのは東京都・有楽町にあるふるさと回帰支援センターでした。奥さんが「こんな施設があるらしいよ!」と教えてくれたので、じゃあ行ってみるか…という、本当に軽いノリで訪れた気がします。
お互いの仕事が休みの日曜日にオープンしている、全国の移住情報がここに行けば収集できる、という情報だけを頼りに訪れたわけですが、実際にこのブースに足を運んだ時点で、一気に移住が現実的な選択肢になりました。
想像していた以上に、オイシイ案件を紹介して頂くこともありました(定住コーディネーター・月給50万円なんていうものも!)。また、近日開催される移住イベントに誘って下さったり、次のステップへと自然に案内して頂いたり、迷う暇もなくすいすい事が運んでいくんです。
ふるさと回帰支援センターの担当者の方も仕事なので当然ではあるのですが、僕達をとても歓迎してくれました。それで勝手に気持ちよくなってしまったのも、決断を早めた一員かもしれません。
移住イベントに参加する
「移住先を探してるんだよね」と友人に話していると、実際に移住の決まった別の友人を紹介され、島根県の移住コーディネーターの方とつないで頂くことになりました。
コーディネーターの方にお会いするために、島根アグリカルチャーセミナーに参加しました。ここでふるさと回帰支援センターとは別の、さらに具体的な情報を提供して頂けましたし、コーディネーターの方がとても丁寧な対応をしてくださったことにより、島根県の各市町村の特色というのを大方掴むことができました。
個人的には自然農(耕さない、肥料をつかわない、草や虫を敵としない農法)にも興味があったので、自然農をするなら島根県の旧柿木村や吉賀町がおすすめといった情報も得られましたし、泊まるならば夫婦で古民家ゲストハウスをされている奥出雲町の○○さんが良いのでは…というように、具体的に下見の段取りまでイメージできる程、詳細に案内してくださいました。
こういう情報を自力で探すとなると結構な手間ですし、リアルな空気感、手応えをつかむという意味では、ウェブのみでは得られません。そういった意味で、実際のコーディネーターの方に会って話を聞いてみるというのはおすすめです。
また、周りの人にできるだけ広く「移住したい」という思いを伝えていると、自然と自分が求めている情報が集まってくるというのも、今回強く感じました。
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