台湾に行きたいわん。まだ日本人が知らない穴場&おすすめ「台北夜市」

「艋舺夜市」image by:Shutterstock.com

台湾の首都である台北市の夜は、日本とはまた違ったにぎやかさをもちます。そんな台北の夜を盛り上げているのが「夜市」です。食べ歩きやショッピングを楽しめる台北の夜市は、まさに台湾観光ではずせない名物のひとつ。

ただ一口に夜市といっても、定番から穴場といえる知る人ぞ知る夜市まで、その特徴はさまざまです。そこで今回は、日本人がまだ知らない穴場も含めた台北のおすすめ夜市をご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

士林夜市/台北市士林区

「士林夜市」image by:Uskarp/Shutterstock.com

まずは、定番の「士林夜市(しりんよいち/シーリンイエシー)」。台北市内で最大規模の夜市としても知られていますので、多くの観光客でにぎわっています。

グルメは小籠包や生煎包(ションチェンパオ)、臭豆腐にタピオカティー、いちご飴など飲食屋台も豊富

ほかにもカキのオムレツである「オアチェン」や台湾風お好み焼きの「大阪焼」から、雑貨、衣料品、ゲームセンターまで何でもそろっています。

「いちご飴」image by:TRAN CONG PHUC/Shutterstock.com

ここの夜市の嬉しいポイントは、日本語が通じる店が多くあることです。それほど日本人観光客に人気があるということなのでしょう。アクセスは、台北松山空港からタクシーで約15分。

饒河街観光夜市/台北市松山区

「饒河街観光夜市」image by:r.nagy/Shutterstock.com

台北市松山区にある「饒河街観光夜市(じょうががいかんこうよいち/ラオホージエグアンクアンイエシー)」の長さは、約600mで、台北市の松山駅のすぐ近くにあります。

「胡椒餅」image by:Shutterstock.com

夜市としては、先ほどご紹介した「士林観光夜市」に次ぐ規模で、胡椒餅(こしょうもち/フージャオビン)が有名。さらに海鮮系のグルメが多いのが特徴です。

また、こちらも日本人観光客が多く、松山駅がすぐ近くにあるためバスもたくさん。交通の便が良いと評判です。アクセスは、松山駅から徒歩で約3分ほど。


寧夏路夜市/台北市大同区

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大同区にある「寧夏路夜市(ねいかろよいち/ニンシャーイエスー)」は、もともとは日本の統治時代に飲食商業施設である「台北円環」がつくられ、人が集まり屋台街が形成されたのが始まりとされています。

「ルーローハン」image by:Shutterstock.com

この夜市のメインはグルメで、台湾の伝統的な屋台料理が味わえます。台湾最大の魯肉飯のチェーン店「ひげ張魯肉飯」もここが発祥で、ほかにも多くの老舗料理店が集まっているのが特徴。アクセスは、台北駅から北へ向かい、徒歩で約1.0kmほどです。


通化街夜市(臨江街観光夜市)/台北市大安区

「通化街夜市(臨江街観光夜市)」image by:leungchopan/Shutterstock.com

通化街夜市(臨江街観光夜市・トンホァジエイエスー)」は、これまでご紹介した夜市と異なり、観光客よりも地元民が多く集まるローカル色の強い夜です。

とはいっても、新鮮で美味しいグルメがあつまる、いわば穴場的な夜市。

image by:Shutterstock.com

超高層ビル「台北101」のあるエリアから、徒歩でも約15分もあれば到着します。長さは約500mほどで、朝は伝統市場として新鮮な食材が売られています。アクセスは、MRT信義線の信義安和駅からすぐです。

師大夜市/台北市大安区

「師大夜市」image by:leungchopan/Shutterstock.com

近くに国立師範大学がある夜市が「師大夜市(しだよいち/シーダーイエシー)」です。

こちらの夜市は学生街にあるため、ほかのスポットと比べるとお洒落なムード満載。カフェやセレクトショップなど、若者向けの洋服やアクセサリーなどが並びます。

image by:leungchopan/Shutterstock.com

残念ながら近所の苦情などにより、近年は縮小傾向にありますが、いまだに学生を中心とした若者でにぎわっています。アクセスはMRT台電大楼駅からすぐです。

公館夜市/台北市大安区

「公館夜市」image by:Richie Chan/Shutterstock.com

この「公館夜市(こうかんよいち/ゴングァンイエスー)」も大安区の台湾大学のすぐ近くにあるため、若者たちでにぎわいます。学生向けの安いB級グルメが名物

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「陳三鼎黒糖粉圓鮮ナイ專賣店」のタピオカミルクティー、「藍家割包(ランジアグァバオ)」の中国風ハンバーガー割包、「劉家水煎包(リュウジアシュイチエンバオ)」の台湾風肉まんなどが大人気。

また、若もの向けのカフェバーなどが多いのも特徴です。アクセスはMRT公館駅からすぐ。

華西街観光夜市/台北市萬華区

「華西街観光夜市」image by:Zhuo Qunjie/Shutterstock.com

龍山寺のすぐ近くにある夜市「華西街観光夜市」は、とても個性的な夜市のひとつ。ここで扱っている料理の食材は、ヘビやハ虫類が多く、苦手な人は避けた方がいいかもしれません。

「華西街観光夜市」image by:glen photo/Shutterstock.com

屋台だけではなく、ハ虫類のレストランもあり、日本ではなかなか見かけないワニの料理もあります。アクセスは、地下鉄板南線の龍山寺(ロンサンスー)駅の1番出口から徒歩で約5分です。


遼寧街夜市/台北市中山区

「遼寧街夜市」image by:PhotonCatcher/Shutterstock.com

遼寧街夜市」は、どちらかというと地元の人が多く、扱っているのはほとんどが飲食品です。非常にローカル度の高い夜市ですが、屋台の人たちはみんな親切。

image by:PhotonCatcher/Shutterstock.com

台湾のB級グルメがオンパレードで、穴場的な存在ですが、一度体験したらリピーターになること間違いなし。アクセスは、MRT龍山寺駅より徒歩で約20分、タクシーで約5分です。

雙城街夜市/台北市中山区

「雙城街夜市」image by:Mizuhara gumi(会話), Public domain, via Wikimedia Commons

中山区にある「雙城街夜市(そうじょうがいよいち/スワンチョンチエイエスー)」も食べ物に特化した夜市です。

しかも、夜市といいながら24時間営業の店も多く、近くにはショッピングセンターやコンビニなどもあり、非常に便利。

「豆花」image by:Shawn.ccf/Shutterstock.com

規模はほかの夜市と比べると小さいのですが、ローカルグルメの宝庫ともいわれており、水餃子やドーナツ、豆花などの屋台がずらり並びます。

近くには有名なホテルなどもあるため、観光客からも人気です。アクセスは、MRTの民権西路駅または中山国小駅より徒歩で約10分ほど。

もうこう夜市/台北市万華区

「もうこう夜市」image by:Sean Pavone/Shutterstock.com

もうこう夜市(もうこうよいち/バンカイェシー)」には、「廣州街(廣州街夜市)」と「華西街(華西街夜市)」、「梧州街(梧州街夜市)」の3種類の夜市があります。

どれも龍山寺周辺にある夜市で、なかでも梧州街は全長80mほどの小さな夜市。こちらは台湾のB級グルメの宝庫で、小吃(シャオチー)、甜不辣(ティエンブラー)などが味わえます。

「オアチェン」image by:Shutterstock.com

廣州街は基本的に食べ物がメインですが、衣類や雑貨など、少しディープなアイテムも販売されている夜市です。

このように台湾・台北市にはたくさんの夜市があり、連日連夜多くの人でにぎわっています。まさに台北の夜はとてもホットで一度訪れると忘れられない経験ができるはずです。皆さんもぜひ台北ナイトを楽しんでみてくださいね。

  • image by:Sean Pavone/Shutterstock.com
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