ニッポンに会いにきた。訪日外国人旅行者数が過去最高を記録!

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日本を訪れる観光客が増えた国は?

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その他の国・地域をみると、前月に比べ、ベトナムが21.8%増(4万800人)、アメリカが6.9%増(15万6,900人)、イギリスが9%増(2万8,900人)と、堅調だった国・地域が多かった模様。

3カ国とも7月単月の過去最高を記録し、こちらも新規就航や増便による航空座席供給量の増加が功を奏したようです。なかでもベトナムでは、季節の花の鑑賞を目的とした訪日旅行商品の販売が好調だったほか、欧米豪市場でも継続的に展開してきた航空会社による訪日旅行プロモーションの効果があったとみられています。


市場動向を読んだプロモーションで訪日外客数増を目指す

しかし、台湾は0.3%減(45万9,200人)、香港は4.4%減(21万6,800人)と、アジアの一部の国・地域からの訪日客は減少。

どちらも地方への新規就航や増便や、チャーター便の運行による航空座席供給量の増加はあったものの、台湾では航空会社のストライキが影響したり、香港では7月1日の香港特別行政区成立記念日が6月末から続く連休の最終日になってしまったりと、さまざまな理由から前年同月を下回る結果になりました。

日韓関係悪化の影響は当分続く可能性があるため、しばらくは訪日を控える動きがあると考えられます。全体の訪日来客数については過去最高を記録しましたが、今後も市場動向を綿密に分析しながら訪日旅行プロモーションに取り組むことが大切とみられています。

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