「小指」だけ立てるのはNG?海外では通用しない日本の常識

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海外旅行の際に多いトラブルのひとつに、ハンドジェスチャーの問題があります。日本で普通に使われているジェスチャーが、その国では無礼にあたり、意図せず相手を怒らせたり不快な気分にさせてしまう可能性があるのです。

国によって文化が異なるように、ジェスチャーや仕草ひとつとっても意味はまるで変わってきます。

今回とりあげるのは、指に関するジェスチャー。日本人が時折会話で使う「あのジャスチャー」が、国によってはネガティブな意味を表すこともあるのです。

小指だけを立てるしぐさはNG/中国

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日本で、友達と話をしている時に相手が「最近、コレできたんだよね」と小指だけを立てていたら、どういう意味に思うでしょうか。おそらく、多くの方が「恋人ができた」と認識すると思います。

日本では一生涯を共にする運命の人同士を結ぶための、「運命の赤い糸」が小指につながっているという言い伝えや迷信があるため、小指を立てる仕草は「恋人」を意味するジェスチャーとして認識されています。

しかし、中国では子指を立てる仕草は相手を侮辱することに繋がるのです。実は、中国では親指が「親分、ボス、立派な人」を表す一方、その対になる意味として小指が「役立たず、小者、出来損ない」を表すのだそう。

実際は、小指を立てて話すシチュエーションはあまり多くないかもしれません。

しかし、例えば中国にツアーで行った時などに「同伴者はいますか?」と聞かれて、中国語での回答に困りジェスチャーで小指を立てて伝えようとしてしまうと、相手は「使えないやつだ」と言われたように感じてしまうかもしれないのです。


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