9連休以上が半数近く。2019年「年末年始の休暇」に関する調査結果

タイ「パタヤ」のビーチimage by:Shutterstock.com

2019年も残りあとわずか。

繁忙期でそれどころではないケースもあるかもしれませんが、ほっと一息つける年の瀬への期待を胸に、なんとか走り抜けたいものですね。

この度、総合旅行サイトであるエクスペディアの日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」は、「20代~50代の男女会社員」を対象に「年末年始の休みに関する意識調査」を実施しました。早速、調査結果をご紹介していきます。

2019年の年末年始は長期休暇取得の傾向に

まずは「あなたの会社は年末年始休暇がありますか?」という質問に対して、「休みがある」と回答したのは全体の87%でした。2019年4月1日の労働基準法の改正によって、有給休暇が義務化されたこともあってか、9割近くの方が休みがあると回答。

さらに今年の年末年始は12月28日~1月5日の最大9連休になりますが、「あなたは何連休になる予定ですか?」という質問対しては、「9連休」が38%と「10連休以上」が7%と、半数近くが9連休以上になると回答しました。

まだまだ有給への理解が追いついていない業界も

その一方で、調査対象者の32%が「わからない」と回答。「わからない」と答えた人のうち、22%は「製造業」「小売業」「運輸」「サービス業」に従事していることが判明。

中小サービス企業において、まだまだ有休そのものに対する理解が追いついていない実態が透けて見える結果となりました。

若年層の「旅行」への興味関心は回復傾向に

年末年始に有給休暇をあわせて、より長期の休暇にしようと思いますか?」という質問に対し、特に20代では「したい」という回答が53%と半数を超える割合に。

この結果は、「年末年始の休みに旅行をしたいか」という質問にも反映されており、これには過半数の51%が「したい」と回答。さらに年代で見ると20代が最多の59%の割合になり、若者の旅行への高い意欲が見られる結果となりました。


近年、若者の旅行離れが取り沙汰されていますが、若者の海外への興味関心が低下したわけではなく、単純にこれまでの長期休暇の取りづらさ故の傾向であった可能性が考えられます。

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