地理的に近く、おおむね物価が安いアジアの国々は、私たち日本人の旅のディスティネーションとしてすっかりお馴染み。バリやプーケットをはじめとしたアジアンリゾートの存在もバカンスを過ごすのに欠かせませんね。
今回は、可愛らしい雑貨や植民地時代の面影が残る情緒あふれる街並みが女性に人気のベトナムの“最後の楽園”と呼ばれる「コンダオ島」を紹介したいと思います。
世界中から熱視線。いま行きたいベトナム「コンダオ島」
ベトナムのリゾートというとニャチャンを思い浮かべる人が多いと思いますが、いま世界中のリゾートラバーから熱い視線を集めるのが「コンダオ島」。
ベトナム南部ホーチミンから南へ230km、南シナ海に浮かぶ大小16の島からなる諸島です。
そのほとんどがコンダオ国立公園として自然保護区となるため美しい手づかずの自然にあふれ、ジュゴンやイルカたちの生息地としても知られます。
リゾート開発が始まったのは近年のことで、“ベトナム最後の楽園”のキャッチフレーズで世界中のリゾートラバーたちの注目を集める島です。
ブラピとアンジーで一躍有名に「シックスセンシズコンダオ」
そもそもこの島が知られるようになったのは、島一番の超高級リゾート「シックスセンシズコンダオ」に、2011年のオープン当時まだ夫婦だったブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがバカンスを過ごしたことが、世界中にニュースとして取り上げられたから。
シックスセンシズは1995年にモルディブにリゾートスパを開業して以来、セイシェル、シンガポール、タイ、そしてヨーロッパやアメリカなど世界中に展開する高級リゾートグループ。
リゾートとしてラグジュアリーでハイレベルのホスピタリーを提供するのはもちろん、自然環境や地域社会との共存を根本的な理念に持つのが特徴です。
コンダオ島のシックスセンシズは真っ白な砂浜のプライベートビーチにプール付きヴィラが並ぶラグジュアリーなリゾートで、コンダオ島一番の高級かつ人気のリゾート。同ホテルに宿泊することを目的としてこの島を訪れる人もめずしくはありません。
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