ドライブにも。海と空を同時に楽しめる、西日本の「のぼれる灯台」8選

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船の運航を守るため、海上を照らす「灯台」。その数は多岐に渡りますが、一般人が登ることのできる灯台は全国で16基しかありません。この登れる灯台は参観灯台といわれており、資料館などを併設しているところもあります。

そこで今回は、海と空の美しいコントラストも楽しめる、西日本の「のぼれる灯台」をご紹介していきましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

安乗埼灯台/三重県志摩市

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この地に灯台が置かれたのは、なんと300年以上前の江戸時代。その後、幾度かの建て替えを経て、形は八角形から四角形に変わってきました。

そんな「安乗埼(あのりさき)灯台」の展望スペースからは、熊野灘を眺めることができます。灯台の上に登れるだけでなく、中に入ることも可能です。

大王埼灯台/三重県志摩市

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大王埼(だいおうさき)灯台」付近は古くから海の難所として知られており、灯台も早くから建てられました。現在は白くて丸い典型的なスタイルとなっています。

展望スペースからは伊勢湾が望めるほか、近くの「麦崎灯台」や「安乗埼灯台」、多くの島々を望むことも。

潮岬灯台/和歌山県串本町

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潮岬(しおのみさき)灯台」は本州最南端の灯台です。1873(明治6)年に点灯して以来、現役で活躍しています。展望台には螺旋階段と梯子を登らなければなりませんが、そこからの眺めは絶景。太平洋とその果ての水平線を望むことができます。


出雲日御碕灯台/島根県出雲市

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1903年に設置された「出雲日御碕(いずもひのみさき)灯台」ですが、いまでも日本一高い石造灯台です。真っ白で高さは43.65m(海面からの高さは63.30m)。「世界灯台100選」にも選定されている美しい灯台でもあります。

高さがありますから展望台への階段は163段も!ただ登ると日本海、遠くに浮かぶ隠岐諸島まで見通すことができますよ。


  • 出雲日御碕灯台
  • 島根県出雲市大社町日御碕1478
  • 公式サイト

角島灯台/山口県下関市

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1876(明治9)年に初点灯され、140年以上の歴史を持つ総御影石で作られた「角島灯台」。無塗装ですが、御影石の素材が生かされた無塗装ながら美しい灯台です。

ここで使っている大型の第1等レンズは、日本に5基しかないという貴重なもの。灯台の上からは日本海が望め、灯台の下は「夢崎波の公園」となっており、自生する草花の風情を楽しむことができます。

  • 角島灯台
  • 山口県下関市豊北町大字角島2343-2
  • 公式サイト

都井岬灯台/宮崎県串間市

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都井岬灯台」は、都井岬の突端にあり、255mの断崖絶壁のすぐそこにあります。種子島や屋久島が見えることも。灯塔から出入りする屋上庭園式構造をとっており、内部に入ることが可能です。

残波岬灯台/沖縄県読谷村

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沖縄本島の残波岬の断崖絶壁の際にある「残波岬灯台」。残波岬は断崖絶壁が2kmにわたって続いており、灯台の上から波が打ちつける荒々しい様を見下ろすことができます。

また、遠くに目をやれば、慶良間諸島や粟国島、渡名喜島、久米島まで見渡すことも可能。夕日に映える真っ白な灯台は絶景です。


平安名埼灯台/沖縄県宮古島市

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平安名埼(へんなさき)灯台」のある宮古島の東平安名岬周辺は、難所として知られていましたが、灯台が設けられたのは沖縄返還される前の1967(昭和42)年でした。

展望スペースからは、東シナ海の明るい色がどこまでも広がり、空の青とつながっています。日の出ここから眺める日の出の美しさは、まさに絶景です。

  • 平安名埼灯台
  • 沖縄県宮古島市城辺保良1221-14
  • 公式サイト

今回は、西日本にある「のぼれる灯台」をご紹介してきました。参観寄付金として300円が必要になりますが、海と空を同時に楽しむことができるのが灯台の魅力のひとつ。そして灯台のある風景は、どこか郷愁を感じさせるものです。ぜひその風景、展望を楽しんでください。

  • 参考:一般社団法人 燈光会「のぼれる灯台16
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