海外には、日本では考えられないような独特なマナーや慣習があります。
なかには自分では当たり前だと思っていたことが、海外では失礼にあたったり、無礼な行為だったりすることも…。
今回ご紹介するのは、人に触れるときに注意したいマナーについて。日本では子どもに対して当たり前のように行われている「あの行動」が、マナー違反になってしまう国もあるのです。
人の頭をなでるのはNG/タイ
日本では、子どもを可愛がったりする際に頭をなでたりすることが当たり前の行為として認識されていますよね。子どもを可愛がっている様子を見て「この人は子どもが好きなんだな」と、好印象を与えることもあるはず。
しかし、この「頭をなでる」という行為、諸外国でやってしまうと、失礼にあたってしまう可能性があるのです。
代表的な国として挙げられるのが、日本人からも人気の旅行先タイ。
タイでは、頭(髪の毛)はとても神聖なものとされており、頭には「神が宿る」といわれているほど。他人の頭を触ることは大変失礼にあたるため、注意しておきたいですね。
また、少し前までは子どもの頭もなでることもNGとされていましたが、タイ国政府観光庁公式サイトによると、子どもを可愛がる程度なら問題ないということです。
しかし、タイの他、インドネシア・カンボジア・ネパールなどの東南アジア諸国でも同様のマナーがあります。町中などで遊んでいる子どもが、人懐っこく自分の方へ寄ってきてもマナー違反にならないよう、注意したほうがいいかもしれませんね。
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