2020年は子年!希少な狛ねずみが鎮座する「大豊神社」で初詣

椿の花を飾った狛ねずみは、冬ならではの撮影したい光景

大国主命、絶体絶命のピンチ!救ったのは…。

その答えは「古事記」にあり!

大国社の祭神として祀られているのは、出雲大社の祭神としても知られる大国主命です。日本最古の歴史書『古事記』によると、あるとき、素戔嗚尊が大国主命の力を試そうと広い野原に立たせて草に火を放ちました。火はすぐに燃え広がり、大国主命は窮地に。このとき、一匹のネズミが大国主命の前に現れ、「この下に穴があるよ!」と教えたそうです。大国主命は穴にもぐることで、絶体絶命のピンチから逃れることができたのだとか。まさに大国主命にとって、ねずみは「命の恩人」。今もこの社では、2体のねずみが対になって大国主命を守護しているんです。



ここは、「狛○○」のワンダーランドや!

鳶・猿・蛇…、かわいい動物たちに会いに行こう!

境内の末社には、狛ねずみ以外に様々な動物がいるんです。例えば…。

愛宕社には、天狗のモチーフにもなった狛鳶(とび)

愛宕社の隣にある日吉社には、ユーモラスな狛猿が出迎えてくれます!

こちらは、治病健康長寿と金運を司る狛蛇。噛むことはありませんので、どうぞ安心してお参りしてください(笑)。

稲荷社に鎮座する動物といえば、ですね。

もちろん、狛犬だっています!

最後に御利益もしっかりいただこう!

かわいいねずみが描かれた大豊ねずみ絵馬

思わず手にしたくなるキュートなお守り!

参拝を終えたあと、御利益もしっかり持ち帰りましょう。狛ねずみにちなんだ授与品も多くフォルムもカワイイものがいっぱい!お参りに行けなかった人にもきっと喜ばれるはずです!

それぞれ音色が異なる大豊ペアねずみ土鈴
開運招福の御利益がある大豊ねずみ御守
手のひらサイズがキュートな狛ねずみのおみくじ
椿の花を飾った狛ねずみは、冬ならではの撮影したい光景

前回の子年(2008)のときには、お正月の期間だけで数万人もの人が訪れたという大豊神社。多いときには数百メートルにわたって列ができ、参拝を終えるまで1~2時間かかったとのこと。ぜひしっかりと防寒対策をしてからお参りするのをおすすめします!

■■INFORMATION■■

大豊神社(おおとよじんじゃ)
075-771-1351
京都市左京区鹿ヶ谷宮ノ前町1
境内自由
市バス「宮ノ前町」から徒歩約8分、市バス「東天王町」から徒歩約10分

source:KYOTO SIDE

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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