寒い季節に食べたくなる、この時期ならではのグルメ「やきいも」。焼き立ての甘くてホクホクのサツマイモを口いっぱいに頬張ったときの幸せはたまらないものです。そんなサツマイモの品種によってもさまざまな味が楽しめるやきいもですが、なんとそれらを一気に楽しめるイベントがあるのはご存じでしょうか。
それが、東京都の品川シーズンテラスにて、2020年1月27日(月)~2月2日(日)の間に開催される「品川やきいもテラス2020」です。今年で4回目となる本イベント、気になるその内容を、早速ご紹介します。
各地の人気やきいも屋16店舗&足湯や野外こたつも
品川駅周辺地域を対象とし、地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み「エリアマネジメント活動」の一環として行われる「品川やきいもテラス」。前回(2019年)開催時には、なんと過去最高の5万8,000人の来場を記録しました。
全国各地のやきいも屋の名店が軒を連ね、できたてホヤホヤのやきいもを野外こたつやドームテントに入って楽しむ同イベントが、今回はさらにバージョンアップ。総勢16店舗のやきいも屋が集結します。
同イベントで初披露となる新品種のやきいもや、地元でしか食べられなかった希少品種、会場限定のやきいもグルメまで多数登場し、メニューの数は100品目以上にも。「こんなやきいもがあるなんて知らなかった!」「やきいもってこんな食べ方をすることもできるんだ!」という感動や驚きに出会えそうです。
気になる絶品やきいもラインアップ
気になるやきいもライアップは、新たなブランドが登場。同イベントで初お披露目予定となる「華むらさき」は、従来の紫芋には無かった糖度とネットリとした食感が楽しめる、かいつかオリジナルのおいもです。
岡山県井原市から同イベント初出店となる「早雲蜜芋(そううんみついも)」は、“おいも界のサラブレッド”の異名を持つサツマイモ。焼き上げたおいもをさらに一晩寝かせることで、美味しさはピークに。焼いてからさらに熟成させて生まれる、驚愕の甘さを堪能できます。
栽培が非常に難しく、収穫量が極めて少ない幻のおいも「種むすめ」。こちらも同イベント初登場となります。種子島産のサツマイモは、安納芋に負けないくらい甘くネットリとしていて、カボチャのような香りが楽しめます。
茨城県鉾田市で生産されるブランド芋の「旭甘十郎(あさひかんじゅうろう)」。専用の肥料を使って育てられた「紅はるか」「シルクスイート」のなかから、「旭甘十郎」としてふさわしいおいもが厳選されます。一定の条件をクリアしたおいもを独自の製法で熟成させ、究極の甘みを引き出しています。
Page: 1 2