日本と何が違う?各国の特色が見えるアジア7カ国の最新スマホ事情

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どれ使う?国ごとで見ると面白い、使用頻度の高いスマホアプリ

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よく利用しているスマートフォンアプリは?」という質問では、チャット、メール、地図、SNSなどが、各国ともに上位に。マレーシアやインドネシアでは、ゲーム関係の有料アプリも人気となっています。

ほかにもマレーシアでは、利用者が「事故があった」などを通知&コメントできるのが特徴の「WAZE」という地図アプリが人気に。

インドネシアでは、チャットとビデオチャットをリアルタイムで翻訳してくれる機能を持つ「Ablo」というアプリが流行中。ユーザーは母国語で世界中のAbloユーザーとのコミュニケーションを楽しむことができます。

教育に力を入れる親が多いといわれているベトナムでは、教育関係のアプリがほかの国より多く利用され、台湾と香港は有料アプリの利用率が全体的に低く、音楽や動画視聴などのエンタテインメント以外は無料アプリの使用で済ませる傾向にあるようです。

ほかにも、ベトナムでは「Zalo」というチャットアプリが人気に。LINEのように友だちとチャットを楽しんだり、タイムライン上に写真や動画をアップして楽しめます。

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台湾では、日常生活に役立つアプリとしてECモルアプリ「Shopee」や、「FoodPanda」という宅配サービスアプリが人気に。とくに「FoodPanda」は日本でも人気の「Uber Eats」のようなフードデリバリーアプリで、2019年台湾Apple人気APPランキング1位を獲得しています。

香港では、「PayMe」という大手銀行・HSBCがリリースした振込アプリが話題に。電話番号もしくはSNSアカウントがあれば、どの銀行口座へも振り込みできるという便利なアプリで、クレジットカードとOctopus(SUICAのようなICカード)の支払いが8割以上だった香港では、革新的なアプリです。

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そのほかの国でも、電車の遅延が日常的なインドでは、時刻検索や列車のチケット予約ができ、GPS連動でどの駅とどの駅の間を電車が走っているかまでわかる「ixigo trains」という電車アプリが人気。タイでは、有料ながら通常の電話アプリより安いのが魅力と「Skype」を電話がわりに使う人が多くなっているようです。

それぞれの国の特色や文化、通信インフラなどの状況により、さまざまな個性が表れている今回の調査。当たり前のように使用しているスマートフォンですが、他国ではどのようなスマートフォンとの生活があるのか、想像してみるのも楽しそうですね。

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