世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。2020年4月現在の日本国内でも、見えない恐怖に対する不安の声が消えず、外出も控えなくてはならない状況となっています。
この度、株式会社エニグモが新型コロナウイルスに対する世界各地での意識調査を実施しました(2020年2月28日~2020年3月6日)。
不要不急の外出を控えるなど、自粛ムードがますます高まっているなか、海外に住む現地の人たちはどのような対応を行なっているのでしょうか。早速、現地の人たちのリアルな声チェックしてみましょう。
休校やリモートワークなど、世界的に外出を控えている人が多い
世界的に新型コロナウイルスの感染が広がるなか、各国での新型コロナウイルスに対する不安度を質問したところ、中国や韓国、台湾、日本など、感染者が出ている国ではとくに不安度が高いことがわかりました。
ヨーロッパもイタリアでの感染者が増えている背景があり、不安に感じている人の割合は75%を超える結果となっています。
日本でも小学校の休校や在宅ワークの推奨など、日常生活に大きな影響が出ています。そこで日本だけでなく世界的でも新型コロナウイルスによる日常生活への影響が出ているのかを質問したところ、海外でもアジアを中心に休校や飲食店の休業など、日常生活に影響が出ていることがわかりました。
アジアでは「大邱、慶北地域だけでなく全地域にコロナウイルスが広がり始めています。学校などは休校になっており、住宅街でも外にもあまり人がいない状況です。(韓国)」「学校は先月の旧正月からずっと4月20日まで全面休校でオンライン授業、公務員も3月2日まで自宅勤務、一般企業も多くが自宅勤務にしています。(香港)」と、やはりほとんどを自宅で過ごしているよう。
ヨーロッパでも「ミラノがあるロンバルディア州はイタリア国内で一番多くの感染者が出ています、学校も今週いっぱいお休み、美術館も閉まっています。自宅勤務にしている会社も多く、レストランも開店休業、街、地下鉄、バスもいつもより人が少ないようすです。(イタリア)」と、日に日に外出を控える方向となっています。
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